UNIX/Linuxの部屋 コマンド:fsck

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コマンド fsck ファイルシステムの矛盾の検出・修復 このエントリーをはてなブックマークに追加

UNIX が起動したとき、システムは /etc/fstab を参照しながら mount コマンドを用いて自動的にファイルシステムをマウントする。OS を終了する際は、umount コマンドが自動的に実行され、ファイルシステムをアンマウントする。

もしアンマウントせずに OS を終了した場合(例えば PC の電源をいきなり切ったとか)、次回の OS の起動時には自動的に fsck コマンドが実行される。大抵の場合はこの自動実行される fsck がファイルシステムを修復してくれるが、たまに自動修復に失敗することもある。

fsck を手動で実行する場合は、たくさんの質問が聞かれるが、UNIX に精通していないと質問の意味が理解にしくい。その場合 fsck -y で実行すると、全ての質問に yes と答えたことになる。
>> FreeBSDオンラインマニュアル(man) FreeBSD fsck(8)
>> Solaris10オンラインマニュアル(man) Solaris10 fsck(1m)

読み方 fsck (UNIXコマンド) [えふ・えす・しー・けー] このエントリーをはてなブックマークに追加

"File System ChecK" の略と書いてある文献が多いが、マニュアルをみると "File System Consistency checK" が本当かもしれない。