コマンド
biff
メールの到着を知らせるかどうかを設定する。
biff コマンドは、メールが届いた瞬間に、
New mail for foo@bar.com has arrived:
----
From: foo@bar.com <hogehoge>
Subject: Hello!
Hi. I'm hogehoge....
のような誰からどういう内容のメールが届いたかという情報を表示する。
引数に y か n を指定することで、biff の機能を切り替えることができる。
% biff y
⇒ メールの到着を知らせる
% biff n
⇒ メールの到着を知らせない
% biff b
⇒ BEEP 音でメールの到着を知らせる
引数なしで実行すると、現在の設定を表示する。
% biff
n
⇒ メールの到着を知らせない設定になっているということ
この機能はシェルが出力する
というメッセージとは全く別のものである。
biff の出力は結構うざったいので biff n か biff b にしておき、シェルのメッセージや xbiff・xpbiff を使った方がよいのではないかと思う。
読み方
biff
(UNIXコマンド) [びふ]
非同期メール到着お知らせコマンド。
biff は、Heidi Stettner が飼っていた犬の名前。Heidi は大学 (UCB) によく犬を連れてきており、biff コマンドの作者がその名前を拝借した。ネット上では、「biff はよく郵便配達員に吠えていた」という記述を見かけるが、Heidi によればそれは「口さがない作り話」とか (参考:「UNIX の 1/4 世紀」)。