OS のブート時に、ここに書かれた通りマウントが行われる。例えば、
/dev/sd0s1a / ufs rw 1 1
/dev/sd0s1f /usr ufs rw 2 2
/dev/sd0s1e /var ufs rw 2 2
と書くと、ブート時に
# mount /dev/sd0s1a /
# mount /dev/sd0s1f /usr
# mount /dev/sd0s1e /var
が行われる。また、/etc/fstab に記述しておくことで、mount コマンドの引数を省略できる。例えば CD-ROM をマウントする際、
% mount -o rdonly -t cd9660 /dev/cd0c /cdrom
としているなら、/etc/fstabに
/dev/cd0c /cdrom cd9660 ro,noauto 0 0
と書いておくと、
だけでマウントすることができる。
一般ユーザの権限でマウントさせたい場合は、sudo を使うとよいだろう。Linux では/etc/fstab にオプションを書くことで指定のユーザにマウントを行う権限を与えられるそうだ。
なお、Solaris では /etc/fstab ではなく /etc/vfstab である。