当たり前でしたか。



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投稿者: P-MODELずき @ *.hakuoh.ac.jp on 98/7/24 15:45:02

In Reply to: 当たり前です。

posted by RAY @ *.m-net.ne.jp on 98/7/24 06:22:07

> 常識です。(笑)

常識でしたかー。よかったです。

> P‐MODELそんなにマイナーじゃないですよ。マイナー界のメジャー、つまりマイナーメジャーだと思いますよ。


有名すぎず、超マイナーでもない。そういうところが魅力の一つですね。

かなり有名だったらおそらくここまではまりはしなかったとおもいます。

それに、あそこまで独特の音楽感は彼らぐらいしかもっていませんしね。

そういうこともあってか、一般層には理解されにくいんですよね。過去

何人かにP-MODELの曲を聞かせたことがあるのですが、歌っている奴の

裏声がむかつくだとか、これは音楽じゃない、とか、こんな名前の聞いた

ことのないような連中の歌聞いてもしょうがない。とか言われましたしね。

ところで、最近では、平沢 進単体のほうが、存在が大きいですね。

まあ、平沢自体がP-MODELはもう本気ではない。と言っていますからね。


> さて、おさがしのスキューバはみなさんのレスにある通り現在廃盤です。
> 実はスキューバには3バージョンあるんです。

> 最初のバージョンは宝島社から出ていたカセットブック版です。


カセットブック版は宝島社からでていたんですか。これでまた知識が

増えました。たしかチャートで1位を獲得したんですよね。


> 次に出たのがそのリミックスのキャプテン版CDです。
> そして最後のがご存知スキューバリサイクル。
> 3種類とも内容が違います。
>
> 正直に言うと私はスキューバリサイクルはあまり好きではありません。
> スキューバはあんなテクノっぽい音のアルバムではありませんでした。
> 第一期p-MODEL以降テクノからの離脱を強く意識していた平沢は「パースペクティ
> ブ」や「アナザーゲーム」でPIL風のニューウェーブロック世界を展開していまし
> た。しかしこのわかりにくい音にミーハーなファン(いたんですよ)は離れ、
> レコード会社も変わりました。


アナザー〜はたしかに理解に苦しむ作品ですね。(いまだに理解できてませんが)

田中が脱退した後、かぎりなくパンクに近いテクノポップから離脱しようと気負い

すぎ、ある意味、方向性が定まらないまま動き回ってしまっていたようなきがします。


> 平沢自身もカウンセリングに通うなどと精神的に閉塞していた状況でした。
> カセットブックスキューバはそんな平沢がメンバーと別れ、一人になってのびのび
> と作った初めてのソロアルバムだったのです。
>
> 初代のスキューバは意外にも暗く行き詰まる様だった以前のアルバムとはまるで違
> う穏やかでメロディアスなアルバムでした。
> アルバム全体にそれ以前のごたごたからようやく抜け出したさわやかな開放感があ
> ふれていたんです。私は当時これを聞いて大変戸惑いました。
> 暗い部屋で自問自答している様だった青年平沢が、こんな伸びやかな歌を作り、
> ブックレットの写真でも白いスーツを着たまま南の海を気持ちよさそうに泳いでい
> るなんて…。
> しかし、スキューバは面白いアルバムでした。そして基本的にこれ以降の彼のスタ
> イルの原点になったのです。


スキューバが、平沢を立ち直らせる原因になっていたのですね。

どうりでそのあとのカルカドルではイメージが一新されていたわけですか。

スキューバを経由していなかったので、なぜここまで、スタイルが変わって

いたのか分からなかったのですが、これで理解できました。


> ところがスキューバリサイクルにはその部分がまるで感じられません。最近になっ
> て始めた自覚的なテクノ路線を思わせるデジタルビートが全てを覆い隠してしまっています。


確かに内容より、「音」のイメージの方が先行してしまいますね。


> 考え過ぎかもしれないけど、私はこのリミックスには平沢の照れを感じてしまいます。彼にとってスキューバはあまりにも「生」過ぎたんじゃ無いでしょうか。
> 当時の精神状態が出過ぎているそう感じたんじゃないでしょうかね。
>
> 以上の様にスキューバは彼を語るうえで大変重要な作品です。ぜひ手に入れること
> をお勧めします。(おや、手に入れられる情報は無しかよ…)


ああ、情報がほしい。