真・サクラ大戦2第六話中編



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投稿者: 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 98/1/06 14:58:33

In Reply to: 真・サクラ大戦2第六話前編

posted by 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 98/1/06 13:51:22

スクリーンには、新型の戦闘機と機体が映し出された。今までの機体とはまるで
違う。明らかに龍シリーズの再設計機ではないことが解かる

紅蘭:「これがウチと直那はんの共同開発による会心の新型機!」
直那:「新型可変霊子戦機TJX-009-A「須佐能生」(すさのお)だ!」
大神:「スサノオ!須佐能生命のことか!?」
直那:「そう!この国伝説の戦神の名を冠した現時点での最強の機体だぜ!!」
大神:「す、すごい・・・で、この機体にはどんな力があるんだ?」
紅蘭:「それはやな・・・・」

ビィー!ビィー!!ビィー!!!
大神:「何!?」
米田:「おお、おめえらそこに居たか!箱根に黒鬼会が出た!すぐに出動だ!」
大神:「了解!いくぞ、みんな!」
全員:「了解!!」
紅蘭:「あ〜あ折角、みんなをあっと言わせようとしたのに・・・・・」
直那:「まあいいじゃねえか。帰ってきてからでもよ。」
紅蘭:「せやな。ほないきましょか!」
直那:「よっしゃ!」

帝都八王子・・・・
孔明:「くくく・・・もう少しだ・・」
孔明は懐中から書物を取り出し、呪文を唱えた・・・・・・
孔明:「ハジャカラン・カンオンサン・キリバラ・ソワカ!」
魔法陣が浮き上がる。
孔明:「後は箱根か・・・・・」

箱根・・・
ボボン!!
全員:「帝国華撃團、参上!!」
阿須羅:「来ましたね・・・・・帝国華撃團。」
直那:「てめえ、松本の時の・・・・」
阿須羅:「覚えてくださいまして光栄ですわ。私は黒鬼会四霊将、紫の阿須羅・・・・
我々の目的のため、あの人のためにあなた方のお命、頂戴つかまつります!」
すみれ:「あ〜ら松本でわたくしにコテンパンにされたのをこりていらっしゃらない
ようね。」
阿須羅:「では、参ります!!我が魔霊機兵「倶死灘」(くしなだ)。出ませい!!」

阿須羅の足元から濃い紫色の機体が現れた。
阿須羅:「行きなさい!紫炎隊!!」

カンナ:「ヘン!また叩き潰してやるぜ!てりゃあ!!」
カンナ機の攻撃で倒れた脇侍。しかし!
さくら:「カンナさん!」
カンナ:「な、なに!?」

更に二機の脇侍が迫る。
紅蘭:「ホイ!!」
直那:「ツイン・リボルバー!」
紅蘭、直那の攻撃で残り二機も撃破される。

カンナ:「サンキュー!助かったぜ!」
直那:「なんのなんの!しかし隊長見たか。」
大神:「ああ。脇侍が三機一組でかかって来たな。注意しろ!今までと違う!」
梓:「了解!私たちも負けられないわ。行くわよ!」
さくら:「はい!」
アイリス:「アイリス頑張るよ!」

すみれ:「参りますわ!」
紅蘭:「ウチにま〜かしとき!」
直那:「前衛は引き受けたぜ!」

大神:「よし!マリア、カンナ、紫苑は俺に続け!」
マリア:「了解!」
カンナ:「頼りにしてるぜ、隊長!」
紫苑:「後方より援護します。」

たちまち乱戦になる!その様子を見た阿須羅は・・・・・
阿須羅:「・・・孔明・・・貴方は成功したようですね。ではこれで仕上げですね。
我らが悲願「時乱魔消項陣」の完成が・・・・・」
阿須羅は孔明の持っていたのと同じ書物を取り出し・・・・・・
阿須羅:「ハジャカラン・カンオンサン・キリバラ・ソワカ!!」

直那:「!な、何だこの異常なまでのプレッシャーは!?」
紅蘭:「どないしたんや、直那はん?」
直那:「隊長!あの敵将から何か感じないか?」
大神:「何!?」

すみれ:「な、なんですの!この異質な妖気は?」
梓:「こ、これは!?」
アイリス:「な、なにコレ!?」
大神:「梓、すみれくん、アイリス。どうした!?」
さくら:「お、大神さん!あれ!!」
大神:「直那!?」

阿須羅:「ふふふ。いよいよですね。」
直那:「させるかぁぁぁ!!」
阿須羅:「!貴方は?そうですか、貴方が孔明の言っていた・・・・・・
面白いですわ!我が七支霊砲(しちしれいほう)を食らいなさい!」
直那:「な、なに!?」