真・サクラ大戦2第二話中後編



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投稿者: 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/15 12:32:56

In Reply to: 真・サクラ大戦2第二話中編

posted by 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/15 11:41:35

翌朝・・・・・
ジョロロロロロロ・・・・・・・
直那:「♪かけぬけ〜ろ!限りなき空を〜まもれ!〜か〜けがいない大地を〜♪」
梓:「あ、直那くんおはよう。」
直那:「よう!おはよう、梓・・?どうしたんだ、嬉しそうな顔して。」
梓:「え?さ〜てなにかしら?」
カンナ:「よう!御二人さん、おはよう!けっこう早いな。」
梓:「あ、カンナさんおはようございます。」
直那:「よう!カンナ!昨日は楽しかったな。」
カンナ:「ああ、あたいにあそこまでついてこれたのはアンタが初めてだぜ!
たいしたもんだよ!」
梓:「どうしたの?」
直那:「いや、昨日カンナの組み手の稽古に付き合ったんだ。」
マリア:「おはよう。」
梓:「あ、マリアさん。おはようございます。」
マリア:「ねえ、さくらを見なかった?」
カンナ:「え?さくらがどうしたって?」
マリア:「それが早朝稽古しようと言ったのにさくらが来ないのよ。」
梓:「さくらさんが?・・・・私見てきます!」
カンナ:「あ、おい!梓。」

コンコン。

さくら:「・・・はい。どなたですか?」
梓:「さくらさん、私です。梓です。開けてちょうだい。」
さくら:「梓さん・・・あたし、誰にも会いたくないんです。」
梓:「さくらさん・・・・」
さくら:「・・・・・・・・・」

梓:「甘ったれないで!!!!」
さくら:「え!?」
梓:「私と一郎くんの話聞いてたんでしょ!最初あなた私に言ったわよね!
「あたし、絶対負けませんから!」って、あれは嘘だったの!!?」
さくら:「梓さん・・・・・・」
梓:「あなたが本当に一郎くんのことを想うのなら正々堂々勝負しなさい。
それじゃあ、あなたの不戦敗よ!」
バタン!
さくら:「・・・!それってどういう意味ですか!?」
梓:「そのままの意味よ!一回ぐらい他の娘と一緒に居たぐらいで負けた気持ち
になるなんて、ちゃんちゃらおかしいわ!」
さくら:「そんなことないです!あたしは大神さんが・・・・・」
梓:「よろしい!!」
さくら:「え!?」
梓:「それだけできれば大丈夫よ。頑張りましょう。」
さくら:「梓さん・・・・・どうして・・・・」
梓:「私はね本気の相手じゃなきゃ喧嘩しない主義なの。それじゃ稽古出なさいよ。」

タタタタタ・・・・・

さくら:「梓さん・・・・・ようし!頑張ろう!大神さん、待っててください!」

ビィー!ビィー!ビィー!

さくら:「敵ね!?いくわよ!」

司令室・・・・・・・・
大神:「大神以下帝国華撃團・花組、全員集合しました!」
米田:「うむ!日比谷公園に魔装機兵が現れた。出動だ!」
大神:「了解しました!あれ?直那と梓は・・・・・」
龍壱と龍参は帝劇地下には無い・・・・・
梓:「心配御無用。すぐ駆けつけるわ!」
直那:「とびっきりのプレゼント付けてな!」
大神:「プレゼント!?」
直那:「そいつは見てのお楽しみさ!」
米田:「大神、出動だ!」
大神:「りょ、了解!帝国華撃團、出撃せよ!!」