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絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/12 12:56:28
In Reply to: 神をも恐れぬ暴挙!「真・サクラ大戦2」前編
posted by 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/12 11:56:26
大神:「あ、あれは脇侍!?」
大神が驚いたのも無理はない。上野公園で暴れていた人型兵器とは紛れもない
黒之巣会の尖兵「脇侍」であった。もっともかなり細部が違っていたが。
カンナ:「ヘン!脇侍なんざこの桐島カンナ様一人で十分だぜ!」
大神:「ま、待て!カンナ!」
大神の制止にもかかわらず、カンナ機は脇侍の部隊に突っ込んでいった!
カンナ:「チェスト!!」
ドガン!!
カンナ:「へへへ!どんなもんだい・・・な、何!?」
何と、カンナ機の攻撃を受けても脇侍は倒れなかった!
すみれ:「神崎風塵流・鳳凰の舞!」
ゴワアアアアア!!
すみれ:「あらあら、カンナさん。手を抜いてらっしゃるのかしら?」
カンナ:「違うんだよ!脇侍の奴、前と違うぜ!」
大神:「脇侍の性能が上がってるのか・・・・・神武の攻撃でも立ち上がるとは・・」
大神は戦慄を覚えた。以前の脇侍なら光武でも余裕で撃破できたはずである。
さくら:「どうしますか、大神さん?」
大神:「とりあえず、体勢の立て直しだ!密集陣形を敷いて確実に撃破していくぞ!
マリア、紅蘭、アイリスを中心に防御陣だ」
花組:「了解!」
花組は密集陣形を敷き一機ずつ確実に仕留める作戦に出た。しかし如何せん
脇侍の数が多い。徐々に消耗していっていた・・・・・・・
さくら:「えい!」
ズバ!さくら機の一撃で脇侍の肩を切り裂く。
さくら:「ハアハアハア・・・・」
大神:「大丈夫か、さくらくん?」
さくら:「は、はい。でも大神さんこのままじゃ・・・・」
??:「あああ〜見てらんねえぜ!」
大神:「な、だれだ!?」
ヒュン!
見ると、西の方角に青い霊子甲冑が立っていた。神武より遥かにスマートで、
鋭角的なデザインだ。
??:「ここはこの高杉 直那(すぐな)と龍壱(りゅういつ)にまかせな!」
紅蘭:「な、なんや!?あの機体、見たことないで!」
直那:「トウ!さあガラクタども!この俺が相手だ!」
脇侍:「マッサツ!マッサツ!マッサツ!」
ヒュン!
直那:「遅えぜ!はああああ!天空拳・断空龍波!」
龍壱の右腕が金色に光ったと思うとすさまじい衝撃波が発生した。
バシイイイイイイイインン!!
カンナ:「す、すげえ!一撃で五機もいっぺんに・・・・」
チャッ!チャッ!
直那:「ツイン・リボルバー!!」
ダダダダダダダダダンン!!
脇侍:「グオオオオオオオ!!」
ドカーン!!
直那:「けっ!これで終わりか!歯ごたえがねえな!」
大神:「す、すごい・・・・・・・」
?:「直那君!後ろ!!」
直那:「何!?」
脇侍:「ぐおおおおおおお!!」
?:「念動弓・雷神閃空!」
シュオオオオオン!!東から一本の矢が飛来する!
ビシィ!!
脇侍:「グオオオオオオオオ!!」
ドカーン!!
?:「油断大敵よ。それに前に出すぎよ。」
見るとこれまたスマートな赤と白で塗られた機体が現れた。
直那:「悪いぃ、悪いぃ。助かったぜ!」
大神:「き、君たちは一体・・・・・・」
直那:「さあてな?ま、いずれ分かるかもな!じゃな!」
ヒュン!!ヒュン!!
大神:「あれは一体・・・・・」
翌日支配人室・・・・・・・
米田:「みんなに集まってもらったのは他でもない。来週来る予定の新隊員なんだが
予定が早まって今日ここに来ることになった。」
大神:「今日ですか?」
米田:「ああ、もうすぐ来る頃なんだが・・・・・・」
キィキキィィィ!!
かすみ:「支配人。お客様がこられましたが。」
米田:「おお、入ってもらえ。」
大神:(新隊員・・・誰なんだろう・・な、なんだこの妙な胸騒ぎは?)
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