『師走大戦』「銀の雪化粧」後編



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投稿者: 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/08 11:18:53

In Reply to: 『師走大戦』「銀の雪化粧」前編

posted by 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/08 10:44:53

大神:「どわ!?」

ドシーン!支えるつもりが俺も足を取られて転んでしまった。

さくら:「いたたた・・・・きゃ〜!お、大神さん!」
大神:「さ、さくらくん、大丈夫か!?」
さくら:「は、はい。ご、ごめんなさい大神さん・・・・・」

幸か不幸か俺はケガ無しで済んだ。その代わり雪まみれになってしまったが・・・

大神:「いいよ。さくらくんがケガしなくてよかった。」
さくら:「で、でも・・・・」
大神:「でもこのままじゃ風邪ひきそうだな・・・あ、そうだ。」

俺は買い物からマフラーを出した。かなり大きめのだ。

大神:「これでよしっと。あ、ちょっと大きいかな、さくらくん。」
さくら:「は、はい。え!?」

俺はマフラーの残りをさくらくんに掛けた。

さくら:「・・・・・・・・・」
大神:「こうすれば、二人ともあったかいからね。どう?」
さくら:「は、はい・・・・」
大神:「よし、行こう。」
さくら:「あの、大神さん・・・・」
大神:「なんだい?」
さくら:「本当に暖かいですね・・・・・」
大神:「・・・・そうだね。」
さくら:「あ、大神さん空・・・・・」
大神:「ああ、雪だ・・・・・・」

空を見上げると雪がちらつき出した。

さくら:「大神さん・・・もう少しこのままでいいですか・・・・・・」
大神:「ああ・・・・・」

降りしきる雪の中で二人はしばらく寄り添っていた・・・・・・・・・・・

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はい、いかがでしたか?すごっい甘い恋愛小説調になってしまいしました。(^^;
師走ということでこんなほのぼのした作品というのも悪くないと思って書いてみました。

私は花組でさくらくんが一番好きなキャラだったので、大願成就なった気分です。
(大袈裟かな・・・・)

しかしこの作品の大神くん、ずいぶん積極的だな。まあいいか!
12月8日 絶対有敵