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投稿者:
絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/08 10:44:53
大神:「悪いね、さくらくん。俺の買い物に付き合わせてしまって・・・・・」
さくら:「いいんですよ。あたしも暇でしたし、それに・・・・」
大神:「え?なんだい。」
さくら:「い、いえ。何でもありません。」
12月年の瀬も近くなって、俺もようやく自分の買い物に手が回るようになった。
(それまでは花組のみんなや事務局に頼まれた物ばかりだった。)
その時たまたま一緒に買い物に付き合ってくれたのがさくらくんだった。
最初は一人でいくつもりだったが、さくらくんが「大神さん一人じゃ大変でしょ。
あたしも手伝います!」と言ってくれたことと買い物するならば、二人のほうがいいか
と思い付き合ってもらうことにした。幸運だったのは他のみんなに見られなかったことだろう。
正月の初詣で似たような経験があったから・・・・・・・
大神:「それにしても帝都もすっかり雪化粧に包まれたな。ここ数年でめずらしいくらいに」
既に12月に入ってから断続的に雪が降り、帝都では珍しい雪景色になっていた。
さくら:「そうですね。なんだか故郷を思い出します。」
大神:「そうか。さくらくん仙台出身だもんな。」
さくら:「はい、仙台ではこんなに雪が積もったらよくかまくらを作って遊んでいました。
懐かしいな。」
大神:「へー栃木ではあんまり雪が降らないから、あんまりそんな記憶がないな。」
さくら:「そうなんですか。大神さんにも見せたいな冬の仙台・・・・・・」
大神:「え・・・・・」
さくら:「あ、な、なんでもないんです。きゃっ!?」
大神:「あ、あぶない!」
俺はとっさにさくらくんを支えようとしたその時!
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