投稿者: HRK @ prxC1.kyoto-inet.or.jp on 97/12/03 21:35:17
In Reply to: Re:マリアvs冗団子2(再爆)
二人の睨み合いはまだ続いていた・・・。 「で、しゅぅうぅぅぅぅっっっっっ〜〜〜〜〜〜☆(T-T)」その時天井が激しく崩れだし、天井の一部と共に降ってきたソレが二人の間に 割って入ったのだった。 冗が標的を見失い、狼狽する。その時彼に一瞬の隙が生じる! 一方マリアは一瞬生じたその隙を見逃さず、 彼女は、間に入ったソレ越しに冗に狙いを定め、鈍く光るその獰猛な相棒を 目覚めさせる。 その相棒、エンフィールド・改が火を吐く! エンフィールドが放った弾丸は冗目掛けて一直線に、ソレごと、冗をも貫いた! ・ ・ ・ そうしてそこには勝者と敗者が残った。 「くっ、負けたアルネ・・・、完璧にワタシの敗北アルよ・・・。」 「勝負では、完全にあなたの勝ちよ・・・冗。あの時、天井が崩れていなければ・・・私は・・・。」 「ソレ以上は言うな!、アルネ・・・。敗者に情けは無用・・・アルネ・・・。 しかし、負けてしまったでアルが、 こんなにすがすがしイ気分は・・・ズいぶんと久しぶリ・・アルヨ・・・。」 「冗・・・・。あなたは、あなたとの戦いの記憶は私と、 このエンフィールドが、永遠に覚えているわ。」 「フフ、ズいぶんとキザな事を言ってくれるアルネ・・・。」 「冗・・・。」 「さあ行け!ここはモウ崩れるアルネ。 私に勝ったお前に死ナれては、安心シて眠れないアルよ、さあ!早く!」 「さようなら・・・冗。あなたのことは決して忘れないわ・・・、 あなたは男の中の男だった・・・。」 ・ ・ ・ 崩れ落ちる天井の中で冗は、戦いに負けたにも関わらず 安らかな笑みをたたえていた・・・。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ そして消えゆく命がもう一つ。 「くっそぅぅぅ〜〜〜。 にっくきH○Kめ、今晩のチャットではお仕置きでしゅ☆(ガクッ)」 ・ ・ ・ 戦いはいつも憎しみしか生まない。 しかし人は争うことを止めない。 神は、何故、かのように人をお造りになったか・・・。 その問の答えは、彼らの様に、戦いに身を置く者にだけ与えられるのかもしれない。
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