ハードボイルド大戦(長文)/あとがき・解説



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投稿者: VR @ 202.237.42.72 on 97/11/28 18:32:20

In Reply to: ハードボイルド大戦(長文)/最終章

posted by VR @ 202.237.42.72 on 97/11/28 18:16:06

 長い。おかげで、こんな時間になってしまいました。
解説もしたいんですが時間がないので、この作品の
設定用語集(全く意味なし)をペーストしておきます。
 まるっきりのウソではないのですが、あまり信用すると
恥をかきますので、他所で使用しないほうが懸命です。

 以下、その用語集となります。不要の方の為に、あいさつは
ここでさせていただきます。
 超長文の連続におつきあいいただき、ありがとうございました。

                       (VR)



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・蒸気掃除機(じょうきそうじき)/蒸気を動力として動く為、騒音が
凄い。排出蒸気もハンパじゃなく、もう吸ってんだか吐いてんだか。

・ゴールデン・バット/太正時代から現代まで、永く愛されている
煙草の銘柄。金なら一枚で黄金バットが貰える。って言うか、
それは森永チョコボール。しかもバットはバットでも野球のバット。

・ジャンポール/熊のぬいぐるみ。ハイツの住人が、
依頼料代わりに置いていったらしい。殉職。

・限定ポスター/後述「歌舞伎公演のポスター」参照。

・ギヤマンのグラス/大神が集めていた、かなり高級な
ガラスの工芸品。長崎の「びいどろ」細工と並んで、人気がある。

・ミルク・ホール/軽食も兼ねた喫茶店。ムービックのアンソロジー
コミックで小説にも出てきたので、参考にするよろし。

・服部時計店(はっとりとけいてん)/銀座通りにある時計店。
その大きな時計塔は、当時時計が高級品であった為、中央時計台
(叉丹がゲーム中、時々上っていた時計台)と並んで庶民に親しまれていた。

・エンフィールド・改/マリア・タチバナの愛銃で、エンフィー
ルドという中折れ式の銃を改造したもの。改造は全体に及び、
ほとんど原形は残っていない(藤島康介氏ラフスケッチの
コメントより)。その為、エンフィールドのどの銘柄が
元になっているかは判断不可能(恐らく「エンフィールド
マーク1」か、「リー・エンフィールド」であると推測される)。
 具体的な改造部分の解説はまたの機会に。

・明冶二十六年式回転装弾銃/明冶二十六年に製造された日本の
銃で、エンフィールドと同じく中折れ式である。本作品中で
大神の愛銃。

・テディ・ベア/熊のぬいぐるみ。ジャンポールとは関係ない。

・蒸気ブラン(じょうきブラン)/太正時代に大ヒットした酒の銘柄。
呑むと身体に蒸気が走るほど熱くなるとか、当時エネルギーの
象徴だった蒸気の名を冠した、などの説がある。「ブラン」は
ブランデーの略。

・紅玉ポート・ワイン(あかだまポートワイン)/太正時代に
人気のあった、日本のワイン。「サクラ大戦」の世界観では、
神崎すみれをポスターモデルに起用した事で有名。現在は
「紅玉スイート・ワイン」と改名されている。

・歌舞伎公演のポスター/すいません。シャレです。

・真新しいハサミ/普通のハサミで髪切ったらあかんらしいよ。

・素人名人会/JOAK(太正時代に開設した、日本で最初の
ラジオ放送局)の名物コーナー。合格すると鐘が鳴る。

・『舞台俳優から〜何でも出来る』/これもシャレです。

・モガ/モダン・ガールの略。当時、時代の最先端のファッション
をまとっていた女性を指した言葉。男の場合は「モボ」、
モダン・ボーイの略。

・チャイナ・ドレス/これ着て踊れ。すみれ、セプテンバー・ラブ。
          それよか、セプテンバーって何月だっけ?

・『人類みな兄弟』/「人類みな兄弟大戦」の伏線ではありません。
          考えたのは、こっちが先。

・『二十四時間、年中無休』/それはアコムのむじんくん。