♪アホが見ーるー、ブタのケーツー　(C)嘉門達夫　＜タイトル

> 　「本来なら50銭のところを、おおまけにまけて70銭ですー！」
>
> 　「高くなってるよ……。」
>
> 　俺の突っ込みも、椿ちゃんには届かない。

うわー、べったべたやなー（＾＾；
椿ちゃん！　きみ、ホンマは大阪人やろ！！（爆）

> 　となどと思っていた俺の予想は、見事に裏切られた。
>
> 　かぶってる。思いっきり、カボチャの面。

そんなんが売れるんだから、世の中わからないことが多いものです（なぞ）。

> 　これじゃ、誰が誰だか……いや、小さなお化けはアイリス、
> 大きな方はカンナだろう。一応、個別への手がかりはあった。
>
> 　さくらくんは、カボチャの面に黒いマント、右手には刀が
> 握られている。かなり、怖い。
> 　長刀を構えたお化けは、間違いなくすみれくんだ。どこの
> 世界にそんなお化けがいるのだろう。
> 　マリアは当然、銃。シャレにならないくらい怖い。
> 　少しマントが焦げているのが紅蘭かな？これはかなり
> ファン向けの判断材料だ。ははは。

そんなもん、部屋に飾っておいた日には、夜中にトイレに行けなくなること
請け合いですね（＾＾；
自宅でお気軽にホラーな気分が味わえる！　お買い得！！
……って、イヤやそんなん（＾＾；

> 　って、そういう問題じゃないだろう！売れればいいのか、
> 椿ちゃん！？

やっぱり大阪人だ。そうに違いない。浪速の商人は、カモを骨まで
しゃぶり尽くすぞ。逃げろ！　逃げるんだ大神くん！！（笑）

> 何故、俺のサイン？……見ればそのブロマイドは、カボチャの
> お化けが、二本の刀を携えたものであった。
>
> 　無論俺はそんな写真など、撮った覚えはない。
>
> 　「鬼だ……あんた、鬼だ……。」

だいたい、大神くんが二刀流の剣の達人だということを暗に示唆するような
写真を民間人に売りつけていいのか椿ちゃん！？
やっぱり大阪人だ（笑）。

> 　殺到するお客さんたち。俺も結構人気あるんだ。やっぱり、
> ファンに触れる瞬間が一番嬉しいよね、この仕事。
>
> 　って、俺の仕事はモギリだろうが！なんなんだ、このブロマイドは！
> と思いつつ、仕事で培わたモギリ・スマイルが出てしまう今日このごろ。
> 一応、愛想よく握手する。

これでいいのか帝國軍人！！
もはや、士官学校を首席で卒業したという輝かしい経歴は、本人ですら
忘れているようだ（＾＾；
まぁ、端から見てる分には楽しいから、別にいいけど（笑）。

> 　その時初めて俺は、自分がまだハロウィンのマントを付けたままでいる
> ことに気がついた。ちょうど、ブロマイドの俺（？）が、面だけを外した
> 状態になる。当然、今、目の前にあるブロマイドと、俺に対する視線の
> イメージは重なる。このブロマイドがインチキだなどという疑いは、
> 客の思考に組み込まれるはずもなかった。
>
> 　「まさか、全て計算の上で……？」

若干15歳にしてこの商才！　恐るべし！！
やはり大阪人に違いない（笑）。

> 　高村椿。彼女は帝劇に舞い降りた天使なのか、遣わされた悪魔なのか。
>
>
> 　「……多分、後者。」
>
> 　大神の一人突っ込みも、売店のにぎわいの声にかき消されていった。

もう一つ、選択肢を。
「商魂たくましい大阪人」（爆死）
……浅草出身なんて嘘だろう椿ちゃん！！

> 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（終）

……あ〜〜〜〜、笑った笑った。笑いすぎて涙が出てきた（＾＾）
シリアスもいいけど、こういう突っ込み甲斐のあるギャグもいいですね（＾＾）

ところで、プロマイドに写ってた大神くんの偽物は、一体誰なんでしょうか。
やっぱし風組のメンバーの中で体格が似てる人を写真ネタで脅して
無理矢理……ってとこでしょうか（笑）。
鬼だぜ、椿ちゃん。そこまでして、売り上げを伸ばしたいのか！？

椿「はい！（にっこり）」

うわー、一点の曇りもない、さわやかな笑顔で肯定されちゃったよ（爆）。

• 「アゴに何か付いてるで。」「え？」 - 「う〜ん、マンダム！」VR 97/11/14 15:18:52