ああ、私は貝になりたい(いつものやつ)



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投稿者: hiv @ toky13DU29.tk.mesh.ad.jp on 97/6/19 00:50:14

こんにちは。

正直、どうしようか悩んでいたのですが、やはり「放課後マニア倶楽部」に
ついて書いてみたいと思います。

このゲームをどうとらえるか、色々考えたのですが、やはり自分がこれだけ
プレイを続けているところを見ると、素晴らしいエロゲーなのだと思います。

このゲームの主人公は前作「放課後恋愛クラブ」で、主人公の友人、雛子ちゃんの
弟として登場した彼です。
彼は前作では「わりと物事に凝る人」であるという以外は、気の小さい、
姉思いの青年として描かれていました。
今回の彼は、趣味がパンチラ盗撮であったり、裏ビデオ収集であったりと、
極めてマニアな性格を与えられています。
そんな彼が、クラブの女の子達を騙したり罠にはめたりしながら、変質的な
物語を紡いでいく、それが「放課後マニアクラブ」なのです。

ゲーム自体は前作と全く同じで、使い回しのCGが多く、また文字送りも遅く、
一見プレイ意欲を失わしめそうですが、そんなことはありません。
それはなんといっても、この変質的な世界が
・要する努力<得られるエロ(の満足感)
という関係を見事なまでに満たしているからです。

このゲームのポイントはなんといっても、自分が築いてきた「放課後恋愛クラブ」の
世界を自分自身で汚すところにあります。
自分が築いてきた世界が美しければ美しいほど、激しい喜びと後悔の念に
身を震わせることでしょう。

正直言うと一部生理的に嫌悪感を催すところもあります。
自分にその気があれば、自分の「放課後恋愛クラブ」を守ることもできる
という点は救いとも言えるでしょう。
しかし、マニアな世界はそれを許してはくれません。

ああ、私は貝になりたい。