投稿者: ditto @ ykha076.tky.3web.ne.jp on 98/2/22 23:50:02
In Reply to: サターンの金さん 第49回
第48回のあらすじ: (第一幕) −団体飛躍競技の当日・白馬村− ゲーマーの金治(以下ゲ金)「今日は、あのお騒がせ三人組の姿が見えねえな(ホッ)。」 遠山の妻・奈津(以下奈)「なんでも今日はアイスホッケーの夢組の取材をするとか言っていましたわ。団体飛躍は、二本目に間に合えば良いとかってことで。」 ゲ金「なんだ、じゃあ後でここに来るのか...」 奈「それよりも貴方、昨晩はどこをほっつき歩いてらしたんですの?私を置き去りにして!」 ゲ金「そ、それはだな、末吉のところへちょっと所用で...。」 奈「夫婦の仲を確かめようとここまで来たのですよ、それはあんまりじゃありませんこと。」 ゲ金「い、いや...のっぴきならねえ用事だったし...おっとそろそろ競技が始まるみてえだ!」 奈「もう...(^_^メ)」 「さて試技も終わり、いよいよ団体飛躍が始まります。果たして日の丸飛行隊は、金メダルがとれるのか。実況でお送りいたします。」 「ちょっと天候が悪いですね。これは今日の競技は、風に悩ませられると思いますよ。」 「日の丸飛行隊に神風は吹くか!さあ、一本目の飛躍です!」 ... 「尾壁、砂糸と見事な飛躍で、日本ここまで首位。これから注目の源田の一本目です!」「源田選手は昨日の二本目で失敗していますけど、二回続けては失敗するような選手じゃないです。」 「ただ、いかんせん風があまり良くない。」 「ここはひとつ気力で持っていって欲しいです。そしてそれができる選手ですよ、源田くんは。」 「源田スタート!...、踏切 立った!」 「横風が...」 「あっ!バランスを崩した、危ない! 転倒です、転倒!源田大失敗!」 「やはり横風に煽られましたねえ。そんなに強風でもなかったのですが、残念です。」 「距離は...79.5mですか...普通丘でさえもっと飛べる距離です。」 「これで、日本は...四位に転落してしまいましたね。場内では落胆と罵声が入り交じっていますね。」 「おや、源田選手蹲ったまま立ち上がれません!どうしたんでしょうか?」 「ケガをしていなければいいのですけど。まだ諦めるような順位じゃありませんからね。」 「緊急で医師が診察に向かいます。競技は、一旦中断の後のまま四人目へ続行されるようですね。では、暫くその他のニュースをお楽しみ下さい。○HK。」 ゲ金「源田選手大丈夫かな?心配だ...。しかし、なぜあれだけしか飛べなかったんだろう。」 奈「ねえ貴方...、あの救助に向かっているお医者さんどっかで見たことありません?」 ゲ金「え?...!(◎_◎)! な、な、なんであいつが!」 奈「ねえ見たことあるでしょう。」 ゲ金「ちょ、ちょっとあそこへ急ぐぞ!」 奈「そんなに強く引っ張らないでくださいまし...。」 |