こういう世界って、いい師匠に出会えるかって重要な事ですね。
今教わっている監督は、射形なども、無理に変えず、すこしづつ
ポイントポイントをついて指導してくださいます。
そして、その環境で弓を引く事がすごく楽しかったです。
実は中学校の頃からやっていて、いい加減当てるだけの弓道は
飽き飽きしてました。調子が良ければ8割くらい当たっていたので、
特に不満もなかったです。しかし、自分の射形についてはべつです。
jokerさんと同じように早いという問題が有ったのです。
そうなると、きれいな射形で、打ちたいと思うようになりました。
という事で、ある程度当たる射形を捨て、いろいろやってみました。
的中も大きく落ちました。でも良いんです。
ほかの部員は理解してくれなかったけど、充実していました。
弓道そのものが楽しくてしょうがなかったです。

で、おととしの11月3年生の秋、いきなり主将に任命されました。
（顧問の先生と、4年生で決める。拒否はできない）
それ自体は光栄な事であり、ほとんどすべてに優先して
（授業以外すべて）主将の仕事をしてきました。
自分が、今まで充実した弓道生活を送れたように、後輩も、
より良い環境で弓道ができるようがんばってきました。
主将の仕事自体にやりがいを感じていました。

しかし、くだんのような件が有り、こっちがいくらがんばっても
まったく理解されず、役立たずというような事を言われたとき、
自分が4年間やってきた事すべてを否定されたようで、
一気に熱が冷めました。その時一番信頼していた後輩が、
家庭の事情で今年いっぱいで辞めねばならないというのを
聞いたのもショックでした。正直、来年部活をまとめていけるのは
こいつしかいないと思ってました。そいつが辞めたら、自分がいくら
がんばっても来年に続かないのでは意味がないと思えました。
その時点で、主将という仕事に対しての熱意が消えました。
それと同時に、弓道に対する思いもさめました。
まったく弓を引く気になれないんです。
引いても、何も心に満たされる物がないのです。
主将としての仕事は一応やりました。
9月10月のほとんどの土日をつぶし、試合前日の練習、試合の引率
に行きました。最低限の責任のみ果たしました。

11月末に幹部交代が有り、引退となりました。
今現在、弓道をしたいという気持ちはまだ有りません。
しかし、近い将来、またやりたくなるだろうという気はしています。
それがいつかは分からないけれど、そのときは、自分一人で、
地道にやって行くつもりです。

• その時が来たら・・・ - joker 98/1/27 07:57:42
  • ありがとうございます。（ＴＯ） - ｎｏｒｔｈ-ｋ 98/1/28 00:51:33