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投稿者:
hiv @ toky11DU14.tk.mesh.ad.jp on 97/8/25 15:15:35
こんにちは。
『マリオ64』、凄いゲームです。
今までさんざん書かれてきた事ですし、今更といった感もあるのですが。
ゲームを立ち上げて動かした瞬間に、その世界の実在感に唖然としました。
私、本当はこのゲーム認めたくはなかったのです。
不当な扱いを受けてきた(性能、ソフトのラインナップの割に)MD時代の
任天堂嫌いがいまだに抜けなくて。
正直言って、昨日までこのゲームとどうやって向かい合ったらいいのか、
困惑していました。
しかしながら、「さむいさむいマウンテン」にでてくるペンギンの鳴く声を
きいているうちに、もはや自分を偽ることは出来ないと思うに至りました。
母ペンギンを求めて「クアークアー」と鳴く子ペンギン。
子ペンギンを求めて「グアッグアッ」と鳴く母ペンギン。
そこには作り物なのに、いや、作り物だからこそ存在するリアリティが
あるのです。
そう思えるようになって改めてこのゲームを見つめてみると、つり橋の上で
飛び跳ねる雪だるまや不安定なロープーウェーにも、この世界だけのリアリティが
あるんだって気づきます。
この「さむいさむいマウンテン」は、私の場合4つ目の面にあたるのですが、
今まで私は何も見ていなかったのかもしれません。
もう一度はじめからやり直そうかと思っています。
自分がゲーマーであるということに誇りを持って生きるためには、どうしても
避けては通れない。
『マリオ64』とは、そんなゲームなのではないでしょうか。
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