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 投稿者:
MMの亡霊  @ cse2-8.maebashi.mbn.or.jp on 98/2/22 20:08:24
 
「宇宙戦艦ヤマト」はアニメが大人の鑑賞にも堪えうること証明したが、ロボットアニメに関しては「マジンガーZ」のようなロボットプロレスものが
 主流で、「子供が見るもの」と思われていた。ガンダムはそれを一変させてしまった。
 宇宙人の侵略に対するスーパーロボットではなく、地球人同士がロボットを兵器
 として使用し戦争するという、それまでは存在しなかった設定は衝撃的で、
 それ以後のアニメに絶大な影響を与えたのである。
 「実際にやってきそうな未来」の世界観は多くの人に支持され、次々と続編が
 作られていく。「ニュータイプ」という概念を投げかけ、世代を越えて支持されていった。
 リアルな世界観
 宇宙に浮かぶ巨大なスペースコロニー。その中にあるのは現在と同じような街・・
 という日常生活の延長上に描かれたガンダムの未来世界は、こんな時代が来るのでは
 と予感させるのに充分だった。戦略兵器として描かれたロボットも衝撃的で、
 勝負を決めるのはその性能ではなく、パイロットの腕という設定が、
 戦争を題材にした作品に重みを加えている。
 等身大の主人公
 校内暴力や受験戦争が社会問題だった時代。主人公・アムロはそんな時代の
 代弁者として、内向的で懐疑深く、
 しかも自信過剰な14歳に描かれたことで同年代から絶大な共感を得たのだった。
 アニメ作家の台頭
 富野由悠季さんのオリジナル作品であり従来のような漫画原作などなかった。
 これにより、アニメも作家性が問われることになり、
 アニメというジャンルの社会的地位を獲得した。
 オリコンチャート
 映画の主題歌にミュージシャンを迎えることでオリコンチャート入りし、
 アニメの価値観を変えた。
 エヴァとの違い
 ガンダムが外へのムーブメントを起こし、アニメへの偏見を解き、
 その地位を得たのを忘れてはならない。
 エヴァが結果的に、より一部へのマニアへと内にこもってしまったのとは逆なのだ。
 サンライズ課長様:
 「ガンダムはサンライズを、そして日本を代表する財産の一つです。世代に
 わたって愛され続けている理由は、単なるエンタテイメントで楽しませるにとどまらず、
 作り手側の真剣なメッセージが受け止められたからだと思います。
 20周年を迎え、さらに未来志向をもったガンダムを皆さんにお届けする予定です。
 今年はガンダムファンにとって目が離せない年になりますよ。」
 
 3/6日発売の「攻略の帝王」では50Pの大特集。
 
 
  
 
 
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