Re: 空力大幅排除。



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投稿者: ミム.サロ @ a046137.ap.plala.or.jp on 97/10/15 18:40:22

In Reply to: F1をおもしろくするには

posted by am@津山高専 @ tproxy1.tsuyama-ct.ac.jp on 97/10/15 16:21:06

この話は過去にアイゼナッハさんとしたような気がするんですが、
簡潔に言うのであればタイトルどおり「空力大幅排除」です。
現代F1マシンは、あまりにダウンフォースに依存しています。
ストレートで後ろに付きながらも抜けないのは、横に出たときにダウンフォースがかかりすぎるためです。
コーナーでのバトルが激減したのも乱気流に大きく乱されてしまううところでしょう。
ドライバーが踏ん張れないわけですね。
ダウンフォースの強さは93年辺りが絶頂期でした。
でも、あのころの方が遥かにバトルらしきものを観られたのは、
単にチーム間の力の差が有りすぎたためです。
94年から現在は力の差が今までにないほどになくなっために、
見えなかったところがさらけてきたって感じだと思います。
あとはメカニカルグリップを適度に上げれば、バトルを観ることができるでしょう。
安全性を考えないで言っていくと、ターボエンジン復活。
1周の間に4、5回の抜きかえしあいを観られても全然おかしくないです。
来年から実施されるナロートレッド、溝付きタイヤがもたらすことは、タイヤの硬化、ナロートレッドによる横滑り増大、ストレートスピード増大(限界)。
つまり、一言でまとめるとメカニカルグリップ低下。
ダウンフォースには規制がかからないので、
今年にも増してバトルが観られないこと必定です。
立ち上がり勝負が増えると聞きますが、ソフトウェア化のトラクションコントロールが闇に使われていますから、これも期待できんでしょう。
はっきり言ってお先真っ暗なF1です。

am@津山高専さんへ。
僕の買った例の50冊の本は92〜94年のやつでしたので、
15インチタイヤ導入の物議、94年突然行われたレギュレーション変更についてのことが書かれていました。
タイヤはメカニカルグリップが落ちると、ほぼ全員反対。
94年の場合は急遽すぎるために、テストができないなど、
チーム側の反対が大きかった感じです。
こちらは、ドライバーは賛成していた人もいた。
来年のレギュレーションに関することは、今年の最初の方の雑誌で載っていたと思います。