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アンコロ @ tko123.kikimimi.ne.jp on 97/9/15 02:43:43
In Reply to: 巨人・・(巨人ファンの方は見ないで下さい)横浜党の
posted by あひひ @ ppp_230.sunbit.or.jp on 97/9/14 23:02:57
これは、あひひさんへの返答ではなく、常日頃、腹の底に溜め込んでいる
物を吐き捨てて、気持ちよくなりたい為の愚行です。
ホントは新規で書き込もうかともおもいましたが、ちょっと恥ずかしい。
えー、なぜに巨人は横浜に楽勝してヤクルトに負けるのか。
自分なりに考察してみました。
ご存じのように最近のGの対戦カードは、
横浜(ドーム)>ヤクルト(ドーム)>横浜(横浜)
と組まれていて、まさにキーチームとしての存在として、この日のあたらない
球団にスポットが注がれることになりました。
そしてお呼びでない展開が幕を開けます。
権藤コーチが先のG三連戦前に言ってましたよね。
「相手は(優勝に関係無いから)気楽に振ってくる。それが怖い」と。
で、見事それが的中・・・。
僕自身、「これがGのホントの姿か」なんてノーテンキングになるほど、
とにかくあの時の巨人ナインは良くバット振れてました。
各々が持つポテンシャルをフル発揮して迷いの無きスイング。
それは何故か?前述の権藤コーチの「気楽に」というのもありますが、
なんと言っても「周りが自分達の負けを望んでいる」ということを
Gの選手達が空気から読みとっているからです。
この空気は正直いって、Gの戦士(うわ、恥ずかしい・・・)にとって
非常に「新鮮」なものとして受け取られたはずです。
いままで「勝つ、勝て、勝たねば。」のみを押しつけられているわけですから。
同時にG戦士達は、横浜ナインが自分達を畏怖していることにも気づく
わけですが、これに彼らは優越感を感じることになります。
それが振れる原因に直結したのではないかと。
畏怖の原因は勿論「松井」の初戦の一発です。
正直、あの三連戦で横浜が勝てる気配は一日たりとも無かったと思います。
逆に巨人の連中も負ける気がしなかったでしょう。
ただ見ているほうとしては、まさに会社に行きたくないときほど早起きする
の法則のように「何をいまさら・・。」でしたが(^^;。
そして直後のヤクルト戦。
「優勝争いしてないから気楽・・・云々」という点では横浜の時と
一緒ですが、いかんせんあらぬ相手に3連勝してしまい、今度は
「ヤクルトにも公平に・・・」という雰囲気になってしまいました。
ある意味、墓穴を掘ったわけです(^^;。
そして結果は・・・嗚呼。
打てない。結局あの開幕戦のトラウマ(大袈裟)が残っているかのように
無惨に死に体をさらします。
松井こけたら皆こけた・・・。
まぁ、もともと今年の巨人とヤクルトでは野球の質が違います。
ヤクルトは一シーズンを長期的かつ大局的に見た「戦略」、
または一試合を確実に物にするための「戦術」に長けています。
それらを先天的な才能では相対的にGに劣る(Yファンの方ごめんなさい)
ヤクルトナインに後天的に植え付けることで、
「局面」に対する不安を取り除くことに成功しています。
つまりオドオドしないってことですね。
これらは野村監督の長年の現役時代、もしくは南海の監督時代に
自身が学んだ物を選手に「補完」させているわけです。
方や巨人は才能だけを集めて、あとはその才能に依存するだけで、
教えることをしないわけだから、
「えっ?こんなはずじゃ無いのに」
といった場面になると創意工夫が出来なくなったり・・・と。
(以前YとGの違いについて、元西武監督の森さんが「教育」と言った)
ですから、「何故、横浜には勝ってヤクルトには!ニャロメ!」
というのは気持ちはわかります。わかりますが無理です(笑)。
ヤクルト怖い。
ヤクルトイヤだ。
小早川あっち行け・・・。
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