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投稿者:
宮崎@クインテット @ dmax000-pool039.yokohama.tnis.egg.or.jp on 98/3/20 16:28:40
In Reply to: アクションRPGの冬
posted by なてら @ solar.info.kitami-it.ac.jp on 98/3/20 10:53:30
なてらさん。こんにちは。
ご丁寧な返事をありがとうございます。
ぼくもアクションRPGファンなので、この冬の時代は悲しいです。
でも、アクションRPGの制作は、とてつもなく大変だったりします。
最大の問題はプレイ時間なんですよね。
RPGというからには、最低、20時間程度プレイできなくちゃ嫌だっていう
ユーザーの方が多いんです。
コマンドRPGの場合、バトルに時間がかかるため自然とそのくらいのプレイ
時間になりますが、いわゆるイースタイプのアクションRPGは、バトルが一
瞬で終わってしまうためプレイ時間のひきのばしができない。
となると、シーンの数(グラフィック)、シナリオの量、を通常の数倍作らな
くてはならないことになります。
特に、天地創造なんかは、データの化け物のようなソフトだったため、開発は
すさまじいものがありました。もう、毎晩、データの夢をみました(笑)
だからといって、開発期間3年なんてわけにはいかないんですよね。
このへんが、各社が、なかなか開発に踏み切らない理由だと思います。
バイオハザードなんかのように、プレイ時間を短かくすれば可能性はあるので
すが。
> 「コードR」は眼中に無いです。クインテットさんが、こんなゲー
> ムを創っていると知って、色々な意味でショックでした。
ぼくも、この書き込みを見て、色々な意味でショックでした。
なぜかというと、「こんなゲーム」という言葉でひとくくりになってしまった
のが、悲しかったのです。
ジャンルが違っても、作っている人間のテーマや思想は変わらないはず。
ゲーム業界が更に発展するには、作家性の認知が必要だと思っているんです。
この人が(このソフトハウスが)、新たなジャンル(テーマ)をやるなら、
きっと今までと違うものを遊ばせてくれるはずだ、とか、そういう見方です。
映画や演劇って、みんなそうだと思うんです。
監督とか俳優が、新たなジャンルに挑むときって注目されますから。
逆に考えれば、ぼくらの作家性がまだまだ足りないのかも知れないですね。
今後も、もっともっと頑張りますので、宜しくお願いいたします。
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