Re: では私も行ってみようかな、センチナイト!



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投稿者: Fin @ bigppp0.big-c.or.jp on 97/10/28 21:36:12

In Reply to: Dサーカスで体験版プレイだ センチメンタルナイト!

posted by ビート(センチ普及委員) @ oka016.aimnet.or.jp on 97/10/27 23:59:42

どうも、こんばんは。Finです。

>  いつものようにセンチメンタルグラフティファンの皆さんこんばんわー!。先週「デジタルサーカスにセンチ体験版があるかも」と書きましたが、その通りあったそうです。関東以外で体験版がプレイできたのは今回の福岡が初。今週の土日は広島、来週は大阪と全国縦断しますので是非ともセンチの出来具合をご自分の目でご確認ください。ちなみに福岡会場には常連のAH72さんが行かれたのでその模様など聞かせてくださいね。

では私は、名古屋に見にいきますかねぇ。
というわけでビートさん、そのときは宜しくお願いいたします。

>  ドラマCD「あの日のままのキミでいて・・・」買いました。話しに上がりましたがジャケットが何かカラーコピーみたいな感じ(色が濃い)でちょっと残念。やはり甲斐さんの原画そのままが良かったなぁ。それにしても晶と真奈美の関係はやはり気になる・・・。

ズバリ「イケナイ関係」でしょう!
・・・ウソです。
まぁ、お互いに文通相手というのが妥当な線なのでは・・・。
または、お互いの高校が「友好関係(?)」を結んでいて、遊びに行った際に偶然出会って、それからずっとお友達とか・・・。
いや、いろいろ考えつきますね。
同人ネタで使おうかなぁ・・・。

>  今度はプライズ用CDネタで。昨日、こっち(名古屋)で初めて見まして即挑戦!4個取りました。これって外装が三角に折ってありプライズとしては異形になります。でもその三角がうまい具合に取りにくくしており、ゲットするにはちょっと苦労しますよ。
>  CDの内容は5トラックあって順に
> 1 キャラが主人公に送るメッセージ(ミニドラマ)
> 2 持ち歌の一番のみ
> 3 持ち歌のフルコーラスカラオケ
> 4 キャラの録音電話メッセージ
> 5 声優さんのフリートーク 
>  という具合。金色に輝くトレカ?も封入されてますからとにかく見つけたら挑戦あるのみ!。

・・・まだ、入ってきてないです。
まぁ、気長に待ちますよ。

>  サターンFAN別冊の「なでしコ」ようやく見ました。1キャラに見開き2ページを使うとはなんと贅沢なんでしょ。A4ワイド版で690円はそんなに高いとは思えないので(少なくとも「ヒロインゲームス」よりはマシ)とりあえずは「買い」ですね。

私も買いましたが・・・ゲーム画面のドットの粗さが目立つんですけど・・・。
いくらなんでも、あれはちょっと・・・ですね。
まぁ、それなりの値段だったからいいんですけどね・・・。
980円だったら、買ってないでしょうね。

>  本編発売が1月22日に(延期ながら)決定ということで各地で予約を受け付けているようですが、名古屋の電気街・大須でも「1月22日発売決定 予約受付中」という張り紙をあちこちで見かけるようになりました。これを見ながら何かこう「いよいよなんだなぁ・・・」という感じがじわじわとこみ上げてきてちょっと感傷してしまうこの頃です。

問題は、予約特典がアキバでは「抽選」になっていたことですね。
・・・特典にプレミアがつきそうで、怖いですね・・・。

突然ですが・・・
今日は趣向を変えまして、先日、ほほえみさんのチャットで聞いた、「センチなお話」を発表したいと思います。

・・・このお話は、ほほえみさんのチャットで知り合った方の実体験を元に構成されています。
彼は、今までに7回の転校を繰りかえし、現在は宮城県仙台市に住んでいます(ちなみに、秋田、青森、福島、仙台、高知、長崎の順に引っ越しています)。
で、このお話は、最初の転校地であった秋田県横手市というところでの1985年の4月から1987年の6月まで出来事です。

では・・・

私は、小学校2年のときに秋田県横手市に越してきました。
転校してきたばかりということでまだ友達もいなく、ちょっと寂しい思いをしていました。(T_T)
そんなとき、僕の隣の家に女の子が引っ越してきたんです。
彼女は凄く元気な子で、こっちが押されてしまうぐらいの元気な子でした。
「お隣さん」ということでだんだんと親密になり、一緒に通学をしたりしていました(当時木造校舎だった小学校に二人で横手川という川をはさんで通っていました)。 

ですが、こんな時にもう一人転校してきた女の子がいるんです。
彼女はちょっと内気で、おとなしそうな子でした。
最初は引っ込み思案な子でしたが、僕たちのサポートによってすぐに心を開くようになり、それからはよく3人で(家族も含めて)一緒に遊ぶようになりました。
横手市で有名な「かまくら祭り」に出かけたり、キャンプやスキーにも行ったりもしました。

しかし・・・ここで仲良くなってくるのはいいのですが、それと同時に、同じ学年の連中から「ダブル」なんてあだ名を付けられ「冷やかし」を受けるようになってきまして・・・。
ある日、クラスの男子と取っ組み合いの喧嘩になってしまいました。
僕はちょっと体が弱いものでしたから結果は惨敗でしたけれど、普段おとなしかった私が突然抵抗したものでしたから、彼らも認めてくれまして・・・。
そのとき、彼女達から「怪我したらどーすんの!」と泣かれ、彼女たちの優しさも知ることにもなりました。  

・・・そして時は経ち、1987年の6月・・・。
急に転校が決まってしまいました。
僕は、彼女たちにこの事を言うことができなくて、ずっと悩んでいました。
結局そのことは、出発の1週間前まで勇気を持って言うことが出来ませんでした。 

出発の3日前・・・。
僕は最後に、家の近くの横手での生活を作文として、集会の時に発表しました。
横手での想い出や、一緒に遊んだお友達のこと・・・。
そのときは、みんなが僕を惜しんでくれて、とても嬉しかったのを覚えています。

そして放課後・・・、
内気なほうだった女の子が、帰る途中、私に一言いいました・・・
「私・・・私ね、あなたが転校するの・・・知ってたんだよ・・・」
そう言って押し黙ってしまいました。
長い沈黙、そして、気まずい雰囲気・・・。
・・・彼女は最後に、「高校卒業したら・・・また逢おうね」と言って、指切りをしてくれました。

そして出発当日・・・
もう一人の女の子も見送りにきてくれました。
彼女は私を見るなり、泣きじゃくってしまって・・・何というか・・・切ない感じがしましたよ。
やがて泣きやんだ彼女は、僕に200羽の織り鶴を渡してくれ、車に乗り込むまでずっと手を握っていてくれたんです。
またの再会を願って・・・。  

・・・あれから10年・・・。
僕も高校卒業の時を迎えましたが、彼女達がいまどこにいるのかはわかりません。
明るい女の子のほうは去年、私の母親あてに年賀状が届いて以来、連絡はありません。
そして指切りをした方の女の子は、平成5年に来た母親宛の年賀状以来、連絡はありません。
でも僕は、大学に合格したらあの思い出の地を訪れようと思っています。
あのときの約束を果たすために・・・。

この間友人からから「おまえってセンチの主人公そっくりだな、羨ましいよ・・」と言われました。
・・・と、まぁこんな感じです・・・(^^;)

・・・いかがでしたでしょうか。
これが先日、私がほほえみさんのチャットで聞いた「センチなお話」です。
私は、チャットでこういったお話ができたことを、大変嬉しく思っています。
この3人・・・逢えるといいですよね、ホントに・・・。
しかし・・・センチの主人公みたいなシチュエーションなんて絶対にありえないと思っていたのですがね・・・。
こういった話を聞いてしまうと、センチのノリもまんざらウソではないような気がしますね。

あと最後に・・・
今回の「センチナイト」の投稿のハガキで「センチの応援店を旅して廻った方々」のお話がありましたよね。
あの人達の話って、私が以前ここに書き込んだ「あの人」たちのことなんです。
ちなみに、応援店には彼らの「12の応援店のスタンプを押したシート」が貼ってありますよ。
それにしても・・・センチって凄い!と改めて実感しました。
この3人にとっては「いい想い出」になるでしょうね・・・。

では、今回はこのへんで・・・

「出会った頃の、君でいて・・・」