[ このメッセージへの返事 ]
[ 返事を書く ]
[ home.html ]
投稿者:
上級大将 @ ppp155.rinku.or.jp on 97/8/24 05:12:21
In Reply to: お返事(長文です)
posted by もののふ @ ppp-sa107.fsinet.or.jp on 97/8/23 11:58:22
どうも。
もう見てないかもしれませんが、一応。
> 出し続けることが還元 と捉えるなら
> そういった考えもアリでしょう。
>
> しかし、ただ単にソフトを出し続けることが良い事かどうかは
> ゲームファンなら自ずと解りますね。
>
> 出なくてもいいソフトもあるのです。
これは個人によって趣向が別れるために、前面賛同は致しかねます。
が、当たらずとも遠からず、ということで好意的黙認、と。
> 私は、出てくるソフトすべてに対してそれが還元などと
> 考える気はありません。
>
> あくまで 質の高い良いソフトしか新作ソフトで還元など
> できないでしょう。
ということは還元される場合もある、ということでいいですね。
さらに、出し続けることによっていずれは名作を発表する場合も
少なくないので、(潰れてしまえばその機会すら失われる)
やはり発表する(存続する)ことは還元である、と見てます。
> (以前質の高いソフトを出しても駄作を出せば裏切り行為ですし
> 本来、社名ブランドで買う事 事態が妙といえば妙、作るのは製作者です)
社名ブランドの件は異論ないですが、前半はちょっと・・・
質の高いソフトを以前に出したのなら、それだけのものを再び作り得る可能性が
あるわけで、数本の駄作でバッサリするのは早計かな。
> あと、「出し続ける事が還元」などと発言したのが
> 単なる1ユーザーなら、その人の捉え方がそうだ
> ともいえますが
>
> これが会社サイド、制作サイドでの発言なら私は怒りますね。
>
> 前者なら、まず経営者として失格で
> 商売として それなりの採算性や自信を持って
> ソフトを出さないといけないはずです。
>
> また、後者なら 何たるうがった考えだ! と思わざる得ません。
> 少なくともサービス業としての立場を理解していない。
上記の僕の意見を見てもらえれば、ここに関しては特にありません。
確かにこういったメーカーが有るように思うのも否めないのですが、
そういったメーカーのソフトを購入するつもりがないので被害は
今のところゼロ、と。
> > 入荷量を見誤る、といった場合ですね。
> > これってよく見る状況だとは思うんですが。
> > 自業自得なんで潰れるのもやむなし。
>
> 基本的に小売店はそこまで過剰入荷をしませんね。
> 精々、評価が悪いのに値段が何故か高いデスクリ
> みたいな運命になるぐらいです。
僕が以前バイトしたショップではPSのスターグラディエーターを
80本ほど初期入荷したこともあるという・・・
> むしろ過剰入荷でさっさと現金化を行おうとするのは
> 卸問屋です。
(豪快に省略)
> 問屋の放出劇がホーリーアークの商品価値を落としたのです。
悲劇ですな。
> ほかには貴方の話しして頂いた「製造者側の売り逃げ」です。
>
> マーケティングの失敗か、過剰製造したCDを現金化
> VF2やナイツは半ばゴミ同然と化しました。
意図的な売り逃げはホント困りますね。
> > > 元価割れな売り方をすれば、どうにもならないでしょう。
> > 実際、行われていますね。
> > 特にSSソフトにおいては顕著かな、と。
>
> これはPSソフトについてもいえるのですが
> 問屋間で余りだしたソフトの値が 降り始めるのです。
(ここも豪快に省略)
> 基本的に、小売店は赤字を出さないよう工夫しているのです。
あとはリベート関連で大変だな、と。
金の動きがわかりやすくなれば流通改革もやりやすくなるんですがね。
アメリカみたいなアロウワンスを取り入れる気はない?
> > これが売り逃げの弊害です。
> > SSのプラットフォームホルダーであるセガ自体が売り逃げやってるんで
> > 歯止めがきないんですよね。
>
> この事は、私も深く憂慮しています。
>
> 単なる一時的な特価品なら、客寄せの必要上それもアリですが
> こうソフトが頻繁に値を下げると、消費者マインドが減衰します。
>
> 現に私も含めて、値段が落ちてから買おうとする輩の
> 何と多い事か。
>
> 別に、この考え方が悪いのでなく(消費者として当然の選択)
> それなりに商品価値を安定させる義務を怠っているから
> この状態になるのです。
>
> 出来る事なら、KONAMIのように出荷の責任も
> 自社の責任に於いてやって欲しいのが本音ですが・・・
同意見です。
しかし何分ソフトメーカーにはノウハウの蓄積不足でして・・・
> > 一方、初期入荷量を少なめに設定するSCE管理下のPS市場では
> > 起こりにくい現象でもあります。
> > つまりはホルダーの意識(と実行)次第である程度の制御は可能だと。
>
> 制御については、先に書いたようにある程度可能と思います。
>
> しかし、SCEの管理実態を知っている身としては
> あそこのやり方に賛同は出来ませんなぁ。
しかし、ある程度悪どいこともしなけりゃ市場管理は難しい、
(特にこの業界では)ってことですね。
「管理」にはどうしてもネガティブなベクトルが働いてしまうのですが、
どこかが受け止めなくてはならないもんです。
> > > その流れに任せているのはSEGA、任天堂であり
> > > あえてメーカーのエゴを剥き出しにしたいのがSCEですな。
> > 私的には放置していただけにも見えますが。
>
> 現状としてはそうです。
> 情けない話ですが・・・
今後の変革に期待する、ってことで。
> > ここいらへんについては考えに大きく相違があると思われるのため、
> > できれば以降はメールでお願いしたいものです。
> > (ちなみに闇再販「スレスレ」ならばOKだと思うんですけど)
>
> 言うなれば、市場原理主義と管理貿易主義の違いなので
> 溝は埋まり難いでしょうね。
そうですね。
僕も出来得る限りの「管理」はなければいいと思うんですが、
いかんせんこの業界は若くて未成熟なため、ルートを確立するまでは
やむを得ないと考えています。
業界の「慣例」や「特殊性」がまかり通ってるようでは
遠からず資本から敬遠されるよ、ということですね。
> ただ、手法・考え方の違いで
> どちらも同じ問題を憂慮していますから
> 激しく一方を攻撃するなんてことはしないですけどね(^^
> (こんなのはまったく持ってトンでもないが)
> #SCEの管理実態やPSソフトの二次流通はまたの機会に・・・
了解です。
では。
|