昔ながらのメガドライバーや硬派ゲーマーは
軟派な美少女イラストに憤慨し
ギャルゲーマーはそういう声にまた憤慨する。
　全くの新ハードならこういう問題も起こりにくいが
サターンの場合元が硬派だったってとこがポイントですな。
　古くからのユーザーにしてみれば若者に邪険にされる老人のような
気持ちなのでしょう。「わしらのすむ場所が無くなった」というか。
若者のほうは若者でそういう老人を「口うるせえジジイだな」と煙たがってます。

　また、最近「サターンはギャルゲーばっか」とする風潮が強まってきて
それを助長するかのような雑誌の方針に腹を立てているのでしょう。
「ジャンルの多様化はいい事だ」という意見もありますが
ギャルゲーマシンになってしまったら多様化もクソもありません。
やっぱり、ギャルゲーのベクトルは内向きですから。

　「そんなにギャルゲーは嫌か？」と問われれば
「はい。嫌です」と答えるしかありません。
（言葉を飾ってお茶を濁してもしょうがないのでキッパリ言っちゃいましょう）
でもそれで済むほどサターンユーザー人口は少なくないので
その辺がいざこざの原因になっている気がします。

　まあ雑誌の表紙がギャルゲーなのも時代の流れと言えるでしょうし、
それはそれで仕方のないことなのかも知れませんが
「ウソをついてでもサターンを硬派な方向にリードして欲しい」という
気持ちがあるのでしょうね。雑誌の方向性という問題では
そういう方向性もオッケーです。また逆にギャルオンリー誌みたいなのも
全然かまいません。むしろ雑誌毎にそういった方向性を明確にし、
ユーザーの棲み分けを図ればそういう問題も起こらないのですが
ヘタに全ユーザーをカバーしようとするから色々問題を
起こすんだよなあ、サタマガ。

　サターンＶも始めからギャルゲー誌ならうるさい事は言われなかったと思う。
デラックスサターンＦＡＮなんか何も言われとらんぞ。
（ていうか本誌とあまり変わらない気も？）　

• お返事、ありがとうございます - るろりん 97/7/10 23:06:01