UNIX/Linuxの部屋 xmkmfコマンドの使い方

TOP UNIX/Linuxの部屋 UNIX/Linuxコマンド一覧 用語集 新版 由来/読み方辞書 環境変数マニュアル Cシェル変数 システム設定ファイル システムコール・ライブラリ ネットワークプログラミングの基礎知識 クラウドサービス徹底比較・徹底解説




コマンド xmkmf Makefile 作成ツール このエントリーをはてなブックマークに追加

xmkmf は X MaKe MakeFile の略。X Window System のコンパイルのために作成され、X サーバなどと一緒に配布されていることが多い。しかし、X とは全く関係ないプログラムでも使用可能。

逆に言えば、X と全く関係ない CUI のプログラムの開発で xmkmf を使いたい場合でも、X の環境をインストールしておかなければいけないということ。ドキュメントも不足しているため、今から勉強するなら autoconf や automake を勉強するとよい。

xmkmf は Imakefile というファイルを元に Makefile を作成する。大抵の場合
% xmkmf -a
で Imakefile を元に Makefile を作成し、
% make
を実行してコンパイル、という流れになる。

なお、xmkmf -a は
% xmkmf
% make Makefiles
% make includes
% make depend
と同じ。