コマンド
xev
X のイベントを表示
起動するとウィンドウが表示され、そのウィンドウに渡されるイベントが表示される。ウィンドウの上でマウスの移動、クリック、マウスポインタのフォーカスイン・アウト、expose、ウィンドウの移動、キーボードからの入力などが表示される。X アプリケーションのプログラミングや、xmodmap の設定時にキーコードを調べるときによく使われる。
例えば、ESC キーの keycode を調べたい場合は、xev を実行し、そのウィンドウの上にマウスポインタを合わせ、`ESC' キーを押す。すると
KeyPress event, serial 18, synthetic NO, window 0x4000001,
root 0x26, subw 0x0, time 3707594444, (165,170), root:(375,612),
state 0x0, keycode 9 (keysym 0xff1b, Escape), same_screen YES,
XLookupString gives 1 characters: "
と表示される。3行目に keycode 9 とあるので、`ESC' キーの keycode は 9 であることがわかる。