コマンド
xdm
X Window System のログイン画面を表示
元々 UNIX は、ウィンドウシステムが存在せず、文字を表示するだけのコンソール (kterm のようなもの)しかなかった。現在は X Window System が事実上標準になっているが、X なしでも UNIX として動作させることができる (特にサーバマシンには X をインストールしていないものが多い)。
例えば、FreeBSD を起動すると、素っ気ないコンソールモードでログインし、その後
とすると X が立ち上がる。しかし、コンソールモードを一般ユーザに見せず、起動直後から X を表示させておきたい場合がある。そのようなときに xdm を使う。
xdm を使っている場合、ユーザがログアウトすると再び xdm のログイン画面が表示される。マシンをシャットダウンする場合は、xdm を終了させず X 上から shutdown コマンドを使ってよい。