UNIX/Linuxの部屋 ulimitコマンドの使い方

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コマンド ulimit プロセスへの各種の制限を設定する。sh・bash の内部コマンド。 このエントリーをはてなブックマークに追加

csh・tcsh を使っている場合は、limit コマンドを使用すること。また、リミット値についての説明・ハードリミットとソフトリミットの説明は limit の項を参照。
>> コマンド limit

全てのリミット値を表示。
% ulimit -a
cpu time               (seconds, -t)  unlimited
file size           (512-blocks, -f)  unlimited
data seg size           (kbytes, -d)  524288
stack size              (kbytes, -s)  65536
core file size      (512-blocks, -c)  unlimited
max memory size         (kbytes, -m)  unlimited
locked memory           (kbytes, -l)  unlimited
max user processes              (-u)  1789
open files                      (-n)  3578
virtual mem size        (kbytes, -v)  unlimited
sbsize                   (bytes, -b)  unlimited

上に表示されているオプションを指定することで、特定の制限値について表示することができる。
% ulimit -c
1024
⇒ core ファイルの最大サイズを表示
% ulimit -S -c
⇒ ソフトリミットの core ファイルの最大サイズを表示
% ulimit -H -c
⇒ ハードリミットの core ファイルの最大サイズを表示
% ulimit -H -c 2048
⇒ ハードリミットの core ファイルの最大サイズを 2048 (単位はブロック) に変更
% ulimit -S -c 1024
⇒ ソフトリミットの core ファイルの最大サイズを 1024 (単位はブロック) に変更

値を指定することで、制限値を更新することができる。
% ulimit -c 2048
2048
⇒ core ファイルの最大サイズ 2048 (単位はブロック) に設定
>> コマンド limit
>> 用語集 プロセス
>> Linuxオンラインマニュアル(man) Linux ulimit(3)
>> Solaris10オンラインマニュアル(man) Solaris10 ulimit(1)



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