コマンド
nohup
ログアウトしても処理を中断させない
プログラムをバックグラウンドで実行し、その後ログアウトすると、そのとき実行していたプロセスには自動的に SIGHUP シグナルが送られ、プロセスは終了する。しかし、
としてコマンドを実行すると、ログアウトしても command には SIGHUP シグナルが送られない。つまりログアウト後も実行を続けさせることができる。実行に長い時間がかかるプロセスに使うと、ログアウト後にも処理を続けさせることができて便利である。
csh・tcsh には内部コマンドの nohup があるが、sh・bash にはない。sh・bash が実行するのは /usr/bin/nohup であることに注意。