UNIX/Linuxの部屋 md5コマンドの使い方

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コマンド md5 ファイルの文字列のメッセージダイジェスト (チェックサム) を求める このエントリーをはてなブックマークに追加

MD5 は「一方向ハッシュ関数」や「メッセージ要約関数」と呼ばれ、X を加工して Y を求めるのは簡単だが、Y を元に加工される前の X を求めたり、同じ Y になる X' を求めることは難しい。そのため、パスワードの保存やチェックサム代わりとして使われることが多い。

ファイルの MD5 値を求める。
% md5 file.txt
MD5 (file.txt) = a17ab27909dbb125bdabcd25ca19412c
-s文字列 文字列のチェックサムを求める
% md5 -sabc (abcのチェックサムを求める)
MD5 ("abc") = 900150983cd24fb0d6963f7d28e17f72

md5 コマンドは FreeBSD では標準で含まれているが、他の UNIX 系 OS では md5sum というコマンド名の場合もある。openssl コマンドでもメッセージダイジェストを生成できる。
>> FreeBSDオンラインマニュアル(man) FreeBSD md5(1)