UNIX/Linuxの部屋 fileコマンドの使い方

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コマンド file 指定されたファイルを解析して、ファイルの種類を表示する。 このエントリーをはてなブックマークに追加

ファイルの種類がわからないときに使う。認識できるファイルの一例をあげると、
スクリプト
awk sed B-shell C-shell perl
ソース
アセンブラ C LISP Pl/1
実行ファイル
DOS FreeBSD/i386 NetBSD/i386 PDP-11
ファイルシステム
ソケット ディレクトリ シンボリックリンク ブロックデバイス
その他
アスキーテキスト 英文 ポストスクリプト TeXDVI 音声 画像 圧縮ファイル news mail make nroff troff アーカイブ SGML METAFONT PGMファイル TIFF emacsバイトコンパイル ハッシュテーブル
ファイルの一部を解析するため、間違えることも多く、xpm は C のソース、HTML は英文や C のソースと認識してしまう。

また、コアファイルに対して file コマンドを使うと、元のプログラム名を知ることができる。
% file core (/bin/catをコアダンプしたもの)
core: i386 a.out core file from "cat"
GIF や PNG ファイルに対しては
% file sample.gif
sample.gif: GIF image data, version 89a, 302 x 231,
と、高さと幅が表示される。その他の画像フォーマットに関する情報は identify で。

オプション
-z 指定ファイルが圧縮ファイルの場合、伸長して解析する。
-L シンボリックリンクの先のファイルを解析する