UNIX/Linuxの部屋 bfilterコマンドの使い方

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コマンド bfilter 個人向け HTTP proxy (プロキシ) このエントリーをはてなブックマークに追加

個人用途向け HTTP proxy。主に、邪魔なバナー広告・画像・IFRAME などを削除するために使う。

ウリは以下の通り。
  • 正規表現で柔軟な削除設定が可能
  • HTTP/1.1 に対応 (パイプライン・持続的接続にも対応)
  • Javascript エンジンを搭載しているため、質の高い判断が可能
  • 新しいウィンドウを開くための target="_blank" 属性を削除可能

最近の mozilla や FireFox は画像ブロック機能を持っているので、そちらも検討するとよい。

デフォルトのルール設定では、
  • (.*/)?banners?.*
  • (.*/)?ad[sv]?(/|\.).*
  • (.*\.)?ad[0-9]*\..*
などの正規表現にマッチする URL がブロックされるようになっている。試しに朝日新聞と読売新聞のサイトを閲覧してみたところ、一部の広告が表示されないようになっており、効果はあるようだ。ただし毎日新聞のサイトを閲覧してみると記事が何も表示されなかった。デフォルト設定ではルールが厳しすぎるため、よく閲覧するサイトごとに手作業でルールを決めないと使いものにならないかもしれない。

なお、UNIX の GUI 版もあるが、GUI 上からブロックの ON・OFF などを設定できるのが便利な程度である。