UNIX/Linuxの部屋 aproposコマンドの使い方

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コマンド apropos キーワードにマッチしたオンラインマニュアルを表示 このエントリーをはてなブックマークに追加

あるキーワード、例えば「file」について記述してあるマニュアルの一覧が欲しい場合は
% apropos file
とする。これは
% man -k file
と同じ。

apropos・whatis とも、検索対象となるのは各マニュアルの「NAME」の項目だけで、マニュアルを全文検索してくれるわけではない。例えば ls コマンドのマニュアルは
NAME: ls - list directory contents
となっているので、ls コマンドを検索するには「list」「directory」「contents」のいずれかをキーワードに指定しなくてはならない。

apropos は指定の文字列が一部にマッチしていれば表示する。つまり、
% apropos dir
ls(1) - list directory contents
と、「dir」は「directory」にマッチするが、whatis は完全にマッチしないと表示されない。つまり
% whatis dir
では、ls コマンドは表示されない。