本来的意味でのＲＰＧの主流はネットワークによる多人数参加型の方向へと
進み、その過程でよりリアルな世界の構築が求められるが、実際に参加する
プレイヤーの行動との整合性が問題になる、といったところでしょうか。

だとすれば、私は少々世界観が破綻しようともプレイヤーの行動の自由度の
高さを優先してして考えます。これこそがネットワークの醍醐味であり、
可能性でもありますから。

一方で日本型ＲＰＧが本来的意味でのＲＰＧとは異なるものであり、一概に
ＲＰＧと言い切ってしまうのは形式主義に陥ってしまう原因になる、という
のは納得できる話です。

このことからも二つの形態が容易に融合して新たな日本型ＲＰＧのカタチと
なるとは考えづらいですね。前にも言いましたが、この二つの形態にとって
変わるような斬新で魅力的なものが生まれることを期待します。