あの頃は・・・



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投稿者: NMU @ p11-dn01souka.saitama.ocn.ne.jp on 98/5/12 00:01:59

In Reply to: いまさらながら問う!あなたのFF7の評価は?

posted by トロチカンEX @ user6.aie.or.jp on 98/5/11 18:28:31

FF7の画面写真をはじめて見たときは、それはもう感動しました。あれだけの良質な画面を、当時家庭用ゲーム機で実現できるとは思っていませんでしたから。その点でスクウェアは僕に夢を与えてくれたし、ゲーム全体のグラフィックの向上に大きく貢献したとも思います。
ゲームとしての面白さは、マテリアをマスターにしたり、アイテムを全部入手してみたりと、それなりに遊べるものでしたが、戦闘に今一つ緊張感がなかったように思えます。かつてのFFシリーズでは、思わず逃げたくなるような(時には最終ボスよりいやな)敵がいたりして良かったのと、召喚獣との闘い(特にバハムート。カウントダウンされた時の緊張感が良い)があったことが良かったです。その点7では特に脅威となるモンスターもなく、なんとなく戦闘をこなしているといった感じでした(やはりPSで初めてFFシリーズに触れる人も少なからずいたでしょうから仕方ないことかもしれませんが)。グラフィックの分だけ何かを失ってしまったように思いました。
あの頃はグラフィックが良ければゲームとして何となく面白く見えてしまっていました(もちろん良いゲームもありますが)。その為「ゼノギアス」のようなゲームがスクウェアから出たのは意義あることだと思っています。
しかしながら何度もクリアし、「インターナショナル」も購入する気にさせたFF7は、確かに一般的な評判やグラフィックによって「面白さ」に対する感覚が麻痺し盲目的になり惰性でプレイしていたのかもしれませんが、5〜60時間(もっと?)のプレイを飽きもせずに何度もさせたゲームは久しぶりで、遊ばせてくれたゲームとしては高く評価できるものではないでしょうか。