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編隊飛行 @ sisetu-45.jimut.kyutech.ac.jp on 98/2/24 20:10:33
In Reply to: 【小説・帝国華撃団バンド結成せよ!!】〜長文その2
posted by 編隊飛行 @ sisetu-45.jimut.kyutech.ac.jp on 98/2/24 20:08:37
すみれ「少尉、替わりの楽器はどうしますの?」
大神「う〜ん、すみれさんはお琴、マリアは・・・打楽器でリズムを取ってくれ。」
マリア「仕方がないですね。紅蘭、パーカションは何か用意してあるの?」
紅蘭「任せて〜な。今度こそウチの自信作『リズム君』や!!」
マリア「これね??」
〜♪ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダ♪
アイリス「すご〜〜い!!正確なリズム刻んでる〜!!あれ?お兄ちゃん?」
カンナ「隊長?どうしちまったんだ?体中蜂の巣みたいになってるぜ?」
マリア「まるで、機関銃で撃たれたような・・・」
紅蘭「あっ!あかん!実弾モードになっとった!!」
マリア「えっ?」
紅蘭「このパーカッション、マシンガンを改造したんや・・・。毎分120発の実
弾発射機能付き・・・。」
すみれ「しょ、少尉ぃ〜〜〜〜!!(涙)」
さくら「大神さん、しっかりして下さい!!(涙々)」
大神「呼んだかい?大丈夫。マリアに銃で撃たれるのも慣れてるから(笑)」
カンナ「さすが隊長!!男だねぇ〜!!」
大神「そ、そうか?そんなに褒めるなよ。照れるじゃないか(^^;;」
マリア「・・・・なにかが狂っている・・・・・・」
大神「さて、マリアの楽器は後でもう一度考えるとして・・・。これだけではバン
ドとしていかにも寂しい。というわけで、三人娘にコーラス&ホーン隊とし
て参加してもらう。三人娘、どうぞ!!」
由里「トランペット担当の由里で〜〜す!!」
かすみ「あの・・・、サックス担当のかすみです・・・。」
椿 「クラリネットを担当する椿で〜す!!」
三人娘「せぇの、三人合わせて『スペクトラム』でぇ〜〜す!!」
カンナ「今時の若い奴らは、スペクトラムなんていうバンドは知らないと思うぞ」
大神「いいんだよ。俺さえわかっていれば。」
さくら「トランペットとサックスは『バンド』って感じなんですけど・・・。
クラリネットっていうのは珍しいんじゃないですか?」
椿 「私もそう思ったんですけど・・・。」
大神「いいんだ。中学時代とか、ブラスバンドに女の子がいただろう?で、椿ちゃ
んみたいな女の子が必ずいて・・・何故だか『クラリネット』みたいな縦笛
系を担当しているわけだ。う〜ん、あの唇がたまらないんだよなぁ・・・。」
すみれ「・・・・単に作者の思い出だけなのですわね・・・・」
大神「あの娘、可愛かったなぁ〜・・・(←作者の分身モード)」
さくら「・・・・・・・・・・(怒)」
大神「もう、10年以上会っていないのかぁ・・・(←作者の分身モード)」
さくら「・・・・・・ところで、大神さんは何をやるんですか?(怒)」
大神「はっ?俺か?俺は・・・プロデューサーだ!!これに成功したら俺は
『テ○ヤ・コムロ』と並ぶ売れっ子になるんだ!(←お目目きらきら)」
さくら「・・・・・・・・(滅)」
大神「KTに対抗してI/O(アイ・オー)とでも呼んでもらおうか?」
すみれ「某メモリーメーカーみたいですわね・・・。」
大神「ところで、マリアの楽器だけど・・・紅蘭、あとは何が残っているんだ?」
紅蘭「あとは、『ストラディバリウス』とかいう古いバイオリンがあるだけやな。
楽器って以外と高いなぁ。」
すみれ「げっ!!世界の名器中の名器、あのバイオリンがここに?」
さくら「あの〜・・・紅蘭さん?バイオリンの代金っていくらくらい払ったんです
か?」
紅蘭「ん?光武1機分くらいは払ったかいな?バイオリンとホーンとドラムセット
あと、お琴やらパーカッションetc。アンプとかスピーカーも用意したさ
かいそれくらいかかったんとちゃうかな?」
すみれ「じゃ、このバンドを結成するのに掛かったお金は総額おいくらかしら?」
紅蘭「丁度、光武5機分やな。あとは、レコーディングに相当な金が必要やけど。」
さくら「光武5機分って・・・大帝国劇場の建設費と同じ・・・。」
紅蘭「あぁ、そうやな。それくらいあれば出来たはずや。」
マリア「隊長。劇場の建設費がないからバンドを始めるって・・・・・。」
大神「ぎくっ!いやぁ、そ、そうだったかな?ハンカチは・・・(汗汗)」
アイリス「あれ?お兄ちゃん、名刺が落ちたよ。え〜と・・・読めない・・」
カンナ「借してみな。『超有名帝撃バンド・プロデューサー 大神一郎(もぎりで
はありません!)』なんだ?はは〜ん。もぎりから出世するためにアタイ
達をだしに使おうっていう魂胆だな?」
マリア「本当ですか?隊長?」
すみれ「少尉・・・・・。」
紅蘭「大神はん、嘘やろ?嘘やというて!」
大神「うっ!俺だって・・・もぎりや伝票整理ばっかりじゃ嫌なんだ!スポットラ
イトを浴びてみたかったんだ〜〜!!」
さくら「大神さん・・・・・(涙)。ところで、帝劇の建設費は?」
大神「バンドデビューの経費でみんな使ってしまった・・・。俺の名刺もたくさん
刷らなくちゃいけなかったし・・・。俺の衣装も。もう一銭もない。」
アイリス「お兄ちゃん・・・・・。アイリスの今日のご飯は?」
大神「ない。全くお金がない。」
マリア「自分の出世のために私たちのお金を使い込むなんて・・・。
あなたは隊長失格です!!」
さくら「大神さん・・・・・・・許せません!!はぁ〜〜〜!!」
破邪剣聖・桜花放神!!
大神「ぐわぁ〜〜〜!!!」
大神一郎、野望実現を目前にして、ここに倒れる。<合掌>
さくら「ふん!どうせ私の必殺技にも慣れちゃったからすぐに復活するくせに。」
すみれ「『サクラ大戦2』の発売も近いことですし・・・。」
カンナ「紅蘭の誕生日も近いから、ラブラブ小説がアップされるかもしれないし
な。」
マリア「でも、楽器を揃えるお金はどこから出てきたのかしら?」
由里「あら、それなら『聖魔城』を売ったお金が入ったはずよ。東京湾のど真ん中
に出来た土地ですもの。相当な高値で売れたって支配人が喜んでましたけ
ど。」
すみれ「なるほど・・・・。」
大神「ぐぅ〜〜!!俺の夢が・・・。もぎりを卒業して『売れっ子プロデューサー』
になるという俺の夢が〜〜〜!!!」
大神「もぎりなんて嫌だぁ〜〜!!」
↑
魂の叫び(笑)
============終劇=================

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