師走大戦「聖夜の花束・前編」



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投稿者: じぇねらる @ proxy.kcn.or.jp on 97/12/24 00:56:03

12月24日の「夜の部」の公演が終わった後、さくらとアイリスはテラスでくつろいでいた。

アイリス「ねーさくら、サンタさんって本当はいないの?」

さくら「三太さんって、誰ですか?」

アイリス「えーーー!さくら、サンタさん知らないの?」

さくら「えーと、実家の近所には三太さんなんて方いませんでしたし・・・」

アイリス「やっぱり、いないのかなぁ・・・」

さくら「あ、泣かないで!えーと、常連さんにいたかな?」

すみれ「おーほほほ!さくらさんってば相変わらず物知らずですわね。」

さくら「む!いきなりやって来て・・・じゃあ、すみれさんはご存じなんですか?」

すみれ「もちろんですわ。アイリスが言っているサンタさんは三太ではなく、サンタクロースのことですわ。」

さくら「サンタクロース?!」

アイリス「そうだよ!わーい、すみれ知ってるんだぁ!」

すみれ「たしか、西洋の神様のお一人で、毎年12月24日の夜、良い子にプレゼントを下さる方でしたわよね。」

アイリス「ちょっと違う・・・でも、すみれが知ってるってことは、本当にいるんだ!」

すみれ「さあ、どうでしょう?第一ここは日本ですし・・・」

アイリス「えー!!!」