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投稿者:
Haixtu☆ Rondonnbasi Koronnda-mystery @ prxC1.kyoto-inet.or.jp on 97/12/03 21:26:39
In Reply to: Re: か、敵は・・・あれっ?
posted by さくらキャプターすみれ(いやぁん!) @ p28-dn01iwanai.hokkaido.ocn.ne.jp on 97/12/02 03:18:56
崩れ落ちるその部屋の中で、彼はまだ生きていた。
「うう、すみれ様〜、置いていかないで・・・。」
彼は愛する人に置き去りにされ、悲しみに気が狂いそうだった。
その時彼は、その愛する人の声を聞いた。
間違える訳がない!
この可憐で気品高いこの声の持ち主は世界で只一人しか居ない!
「す、すみれさまぁあ〜!」
「よかった、しばらくは持ちこたえているようですわね。」
「す、すみれさまぁあ〜〜!!」
「私としたことが西洋よりわざわざ取り寄せた超高級ハンドバッグを忘れるとは・・・、
まったく弘法も筆のなんたらかんたら・・・。」
「す、すみれさまぁあ〜〜〜!!!」
しかしすみれは大事なハンドバッグを拾うとそのまま立ち去ってしまった。
「す、すみれさまぁあ〜〜〜!!!(T-T)」
その時!
これまで持ちこたえていたコンクリートの床が、一気に崩れ落ち、彼はその闇のなかへと落ちていった・・・。
「す、すみれさまぁあ〜〜〜!!!」
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(↓のマリアvs冗団子に続く)
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