「太正ザクラに絶対無敵!」第三話中編



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投稿者: 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/11/28 12:56:22

In Reply to: 「太正ザクラに絶対無敵!」第三話前編

posted by 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/11/28 11:10:46

公演終了後食堂にて・・・・・・
大神:「いや〜今回はうまくいって良かったな。」
さくら:「本当ですね。あたし、今までにない役でしたからうまくできたか不安で・・」
大神:「いや、さくらくんよかったよ。特にマリアちゃんとの剣舞はすごかったね。」
さくら:「ありがとうございます!」
マリア:「でもあたしなんて何度さくらさんや皆さんに助けてもらったか・・・・」
さくら:「そんなことないわ。上手だったわよ。」
マリア:「ありがとうございます。そう言ってもらえると気が楽になります。」
すみれ:「まあ、白鳥さんは主役ですのでもう少し頑張ってもらわないと困りますわよ。」
マリア:「はい!」
紅蘭:「う〜ん・・・」
アイリス:「紅蘭どうしたの?」
紅蘭:「いや〜さくらはんと白鳥はん、なんか姉妹みたいやなとおもって。」
カンナ:「そういや髪型とかけっこう似ているもんな。」
マリア:「え、そうですか?」
クッキー:「あ、ホントだ。そっくり!」
マリア:「そういうクッキーだってアイリスと姉妹みたいよ。」
アイリス:「え、ほんと?」
クッキー:「わ〜いうれしいなやっぱり双子とかかな?」
アイリス:「ちがうもん。アイリスがお姉さんだもん!」
クッキー:「ちがうよ!あたしがお姉さんだもん!」
タチバナ:「こらこら二人ともやめなさい。食事中に行儀が悪いわよ。」
クッキー、アイリス:「は〜い。ごめんなさい。」
紅蘭:「やっぱり双子みたいやなあ。」
がちゃぁぁぁぁん!
ヨッパー:「ああ、俺のコロッケ獲ったな。」
仁:「へへんだ!お前舞台裏来なかったろ。俺のもんでい!」
飛鳥:「二人ともやめろよ。みっともない。」
仁:「何だと飛鳥。これは重要な問題なんだ。ひっこんでろ!」
吼児:「仁くんやめてよ。」
マリア:「いいかげんにしなさい!!食事中よ!!」
仁、ヨッパー:「うわああああ」
マリア:「二人ともそういうことは外でやりなさい!」
仁:「わ、わかったよ。悪かったよ。」
大神:「名字はちがえども役は同じか・・・・・・」
部屋にて・・・・・・
仁:「いててて・・・・マリアの奴本気でたたきやがって・・・・」
飛鳥:「自業自得だよ。お前がコロッケの取り合いなんかしてるからだろ。」
仁:「うるせい!だいたいヨッパーがきてれりゃなあ・・って飛鳥、吼児は?」
飛鳥:「またテラスに行ってんじゃないか?」
テラス・・・・・・・・
吼児:「・・・・・・・・・・・・・」
タチバナ:「あら、吼児くんじゃないの。どうしたの?」
吼児:「あ、マリアさん。なんだか寝付けなくて、星を見ていたんです。」
タチバナ:「へえ、奇遇ね。私もなの・・・・・・」
吼児:「・・・こうして星を見ていると、宇宙ってなんてスケールが大きいのだろう。
何でも飲み込んでしまいそうで、なんだか地球がとても小さいものに感じるんです。」
タチバナ:「そうね・・・・そう思うわ。」
吼児:「だからでしょうか。昔の人が星の形を神話の英雄になぞらえて、思いを
抱いていたのも・・こういうことなのではないでしょうか?
宇宙の無限の包容力の中にいたかった。たとえそれが幻想に過ぎなくても・・・・」
タチバナ:「そうかもしれないわね。なかなか詩的ね。」
吼児:「そうですか?」
タチバナ:「・・・「ルルファー・コスモセ」か・・・・・」
吼児:「なんです?」
タチバナ:「ロシア語で「宇宙の友達」という意味よ。」
吼児:「へえ〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マリア:「う〜ん」
さくら:「どうしたの?」
マリア:「あ、すいません。なんだか寝付けなくて・・・・」
さくら:「そうだったの。実はあたしもなの。」
マリア:「そうだったんですか。・・あのさくらさん」
さくら:「え、何?」
マリア:「さくらさんって大神さんのこと、好きなんですか?」
さくら:「え!?ど、どうしてそんなこと聞くの?」
マリア:「気を悪くなされたらごめんなさい。ちょっと気になっていたので・・・」
さくら:「う、うん好きよ。そういうマリアちゃんはどうなの?
仁くんとは仲がいいみたいだけど?」
マリア:「え、ええ!?ななんであんな奴のことを・・・・・」
さくら:「ふふふ、そうかしら?」
マリア:「からかわいないでください!」
さくら:「ごめんなさい。さあ明日も早いわよもう寝ましょう。」
マリア:「は、はい。」(仁・・・・)

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やたらに短編的になってしまってすいません。
少々ネタ不足ぎみですので・・・・・・(;;)