  
 
[ このメッセージへの返事 ]
[ 返事を書く ]
[  home.html  ]
 
  
 
投稿者:
えんかいくん零式  @ slip202-135-63-98.kw.jp.ibm.net on 97/11/19 03:01:54
In Reply to: 帝撃むかし話〜ももたろう・・・第1話  
 posted by 編隊飛行  @ sisetu-45.jimut.kyutech.ac.jp on 97/11/18 11:53:06
* * *  すみれ編  * * * 
 
 
ぽちゃん 
 
すみれ  「ああ、わたくしのスプーンが湖に・・・」 
 
ざばざばざば〜〜〜 
 
すみれ  「まあ、湖面から人が・・・」 
 
湖の女神 「あなたの落したのは、この鉄のスプーンですか?銀のスプーンですか? 
      あるいはこちらの金のスプーン?」 
 
すみれ  「もちろん金のスプーンですわ」 
 
湖の女神 「まあ、正直なひと。その正直さに感心しました。 
      それではこちらの三本のスプーン、今ならセットで23万円の超特価・・・」 
 
すみれ  「椿さん、あなたいつからこんなバイトを・・・」 
 
湖の女神 「ぎくっ!」 
 
ざばざばざば〜〜〜 
 
すみれ  「お、お待ちなさい!わたくしの金のスプーンをお返しなさ〜〜い!!」 
 
 
* * *  三人娘編  * * * 
 
かぐや姫 「おじいさん、おばあさん、お世話になりました。私は月へ帰ります」 
 
椿    「えーー、そうするとこれまでの養育費と慰謝料を合わせて・・・・ピッポッパッ 
      っと・・・二千七百万円のお支払いになりま〜〜す!」 
 
かぐや姫 「・・・・」 
 
かすみ  「それでは後程、請求書をお送りしますので、こちらに住所と電話番号を・・・」 
 
かぐや姫 「・・・・・・・」 
 
由里   「じゃあ、月末の締日には間に合うように振り込んで下さいね」 
 
かぐや姫 「・・・・おじいさん、おばあさん、これからも末永くお世話になります・・・・」 
 
 
* * *  紅蘭編  * * * 
 
紅蘭 「乙姫様がくれた、この玉手箱・・・中身はなんやろ・・・ 
    X線でもCTスキャンでも中身は不明やし・・・・ 
    やはり非破壊型検査には限界があるんやなあ・・・・ 
    よっしゃ、女は度胸や!開けてみよ〜〜っと」 
 
もわもわもわ〜〜〜〜ん 
 
紅蘭 「うわぁ!中から煙が・・・・・・・なんや、空っぽやん。 
    しかし、こんなこともあろうかと、ガスマスクしといて 
    正解やったわ・・・・・」 
 
 
* * *  カンナ編  * * * 
 
魔女  「それじゃあ、このリンゴをあなたにあげるよ」 
 
カンナ 「へへっ、すまねぇなぁ。よーーし!」 
 
ばきっ!メキメキ!!パシッ!!! 
 
カンナ 「どーだい。世界広しといっても、2本の指だけでリンゴを砕けるやつは 
     そうは居ないぜ!」 
 
魔女  「・・・・・・・」 
 
カンナ 「よっしゃ。今ので気合が入ったぜ!」 
 
白雪姫は黒帯を締め直した・・・・ 
 
 
* * *  さくら編  * * * 
 
山姥  「ふふふ、今夜泊めたあの小娘・・・美味そうじゃのぉ 
     どーれ、そろそろ寝入ったころじゃろ・・・・・ 
     襖から様子をそーと・・・・おや?」 
 
しゃーーーーー、しゃーーーーーー 
 
さくら 「大神さん、浮気なんてゆるさない!」 
 
山姥  「に、日本刀を研いどる!」 
 
しゃーーーーー、しゃーーーーーー 
 
さくら 「うふふふ。なぜだか荒鷹を研ぐ時は、このセリフが口からでちゃうのよね」 
 
山姥  「か、刀を研ぎながら笑っとる!!ひーーーーー」 
 
山姥は裸足で逃げ出した。 
 
 
  
 
 
  
 |