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VR(かな?) @ 202.237.42.71 on 97/11/17 15:59:00
In Reply to: Re:なぜに私が...(T.O)と書きながら超長文(汗)
posted by 神崎 操 @ pppa82c.pppp.ap.so-net.or.jp on 97/11/17 00:28:28
VR「肉まんはおいしいね、はふはふ。」
全てを傍観したものがいたとすれば、こう言うだろう。今、
肉まんをほうばっているVRは、『あの』VRと同一人物なのか、と。
その通り、別人であった。どうやら、影武者の方のようである。
VR「…………。」
VR(影)「おや、VRさん。いつの間にきてたんですか?
あ、駄目ですよそんな目をしても。これは、私の
肉まんなんですからね。」
VR「……全く、貴様が失態を演じたおかげで、私自身が動かねば
ならなくなったではないか。」
VR(影)「……おやおや。まるで私の責任みたいに言いますね?
私は影武者としての役割を果たしましたよ。わずかでも、
正体がバレるのを先送りにしてあげたんです、感謝してください。」
VR「……何を、言っている?」
VR(影)「まだ分からないんですか、VRさん。あるいは、第一階級第二位天使様、
とでもおよびしましょうか?」
VR「!……貴様!!」
VR(影)「遅い!」
VRの真上から、ガラスケースの様なものが落下し、VRを完全に閉じ込める。
何故か同じものが、影武者のVRをも閉じ込めた。
VR「くっ……な、なんだこれは!貴様、私に逆らうのか!?」
VR(影)「うるさい人ですね。あれですか、時間でも止めたら、おとなしく
なるんですか?」
VR「見ていたのか!?」
VR(影)「正直、がっかりしましたよ。あの程度の時間凍結をまともに
くらうなんてね。同時に攻撃されていたら、確実に死んでいましたよ?」
VR「何をするつもりだ…!」
VR(影)「……融合ですよ。あなたの天使の体、私がいただきます。
天使の顔を持つ悪魔、考えただけでワクワクするじゃないですか。」
VR「悪魔だと……貴様、魔族か!? 融合だと?相反する存在が融合して、
人格が保てる訳がなかろう!」
VR(影)「…私はね、既に何回も融合を体験して、人格を保つ術を身に
つけたんですよ。対して、貴方は初体験。貴方の人格は、
完全に私の支配下に置かれる。天使どもに近づくには、
天使の体を借りるのが一番ですからねえ。」
VR「…貴様、まさかベリアルの!?何が目的だ!!」
VR(影)「答える必要は、ない。」
VR「ぎゃあああああああ!!!!」
もうもうと立ちこめる煙、ほとばしる電撃。今、二つの魂は、
完全に一つになった!
VR「くっくっく……。」
ヤツの狙い通りに、なった。保たれた人格は影武者の……
いや、悪魔の方であった。
VRはゆっくりと立ち上がると、誰に語るでもなしにつぶやいた。
VR『コンゴトモヨロシク。』
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ところでいつまで続くんですか、これ?
何処かに全部収録されたらヤだな(^^;;;
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