マリア：「犯人がわかったですって！」
すみれ：「それで誰なんですの！犯人は？」
紅蘭：「まあまあ、落ち着いて。大神はんの説明があるから。」
大神：「それじゃ説明します。紅蘭。」
紅蘭：「はいな！スイッチオン！」
スクリーンに地図が出る。
大神：「これが事件のあったところの周辺図です。こことここが
事件のあったところです。これに・・・」
周辺図に矢印が出る。
さくら：「これは？」
大神：「これは月組の観測による風の流れを図に表わしたものだ。
事件があったのはこの風の集まりやすいところだった。」
カンナ：「？それがなんだっていうんだい。」
すみれ：「わかりましたわ！「かまいたち」ですわね！」
アイリス：「ねえ、「かまいたち」てなに？」
紅蘭：「本来かまいたちっていうもんは想像上の生き物で前足が鎌になってる
イタチのことや。そんで強力な風の流れで衝撃波になってきれる現象を
カマイタチ現象ってゆうんや。」
大神：「御名答。現場の銀座５丁目は高いビルが多くて風が集まりやすかった。
そのままならただのビル風だが、たまたまビルの組み合わせに偶然が
発生して高密度に風が収束されてしまった。」
さくら：「それで風の流れ口に立ってしまった人が衝撃波に当たってしまった
わけですね。」
大神：「そういうことだ。」
あやめ課長：「まさかこういう事だったとはね・・・でもお手柄よ。大神君。」
大神：「ありがとうございます！あやめさん！」
カンナ：「まっ、これで一件落着だな。」
マリア：「まだよ。いくら原因がわかったからといってもこのままじゃまた
事故が起こらないとも限らないのよ。」
大神：「マリアのいう通りだ。しかしこれは俺達だけで解決できる問題じゃ
ないからな・・・・・・。」
すみれ：「ホホホ！このわたくしにおまかせあれ！」
大神：「す、すみれくん。な、なんかいやな予感・・・・」
数日後、帝都銀行を移転。跡地は公園になった。その裏で神崎財閥が動いて
いたのは言うまでもない・・・・・・。
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う〜んやっぱりこういうオチになったか。失敗したな。
キャラクター活かしきれなかったし、米田さん出なかったし、
次回は（あるんかい！）もっとましな作品を書けるように頑張ります。