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投稿者:
えんかいくん零式 @ slip202-135-63-71.kw.jp.ibm.net on 97/11/08 22:23:14
In Reply to: 万聖節の星空:後編
posted by えんかいくん零式 @ slip202-135-63-71.kw.jp.ibm.net on 97/11/08 22:21:31
「さくらくん、大丈夫かい?」
「ええ、もう大丈夫です。大神さんが来てくれなかったら、今ごろ私・・・」
「運が良かったよ。米田支配人と通りかかったら、道端に自転車が転がっていて、しかも、荷台に荒鷹があったから」
「さてさて、こんな場所に長居は無用だ。とっとと引き上げるぜ」
米田の言葉に、さくらと大神がうなずいた。
さくらは、ふと夜空を見上た。いつのまにか、そこは満天の星空。
きっと・・・きっと、あの少女の孤独と悲しみを癒す何かが、あそこで待っていてくれるだろう。
さくらは、そう願わずにいられなかった。
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