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投稿者:
VR @ 202.237.42.71 on 97/11/10 12:15:48
In Reply to: 万聖節の星空:前編
posted by えんかいくん零式 @ slip202-135-63-71.kw.jp.ibm.net on 97/11/08 22:19:19
いやー、すごい! 単行本にしちゃいたいくらい
(帝国学園と合わせて?)
表現手段もすばらしい。読んでいて気持ちがいいです。
しかし……。
> 「スペイン風邪ですって」メイドの一人がいう。「両親ともなんて・・・かわいそうねぇ」もう一人のメイドが答える。
> そこは、この洋館の一室らしい。ソファーの上に一人の少女が座っている。金髪に青い目、透き通るような白い肌をした美しい少女だ。少女はただうなだれ、泣きつづけていた。やがて、少女は激しく咳き込む。
> 「まあ、ひょっとしてあの娘も・・・」「縁起でもないわ。もう給金も出ないみたいだし、こんなところには見切りを付けなくっちゃ」
> 二人のメイドの日本語が少女には分からないらしい。少女は再び激しく咳き込んだ。
>
……確かに、少女は「ありがとう」と言った。安らかに
眠れる世界へと解放したのは、紛れもなく、さくら。
しかし、この街にはその少女を見捨てる奴がいたのだ。同じ人間で
あるにもかかわらず……。
今日の体験は、今この帝都に訪れている暗雲の一部を
かいま見させたことだろう。
でも……大丈夫ですよね、さくらくんなら……。あんな思いを
少女にさせる事なんて、二度とご免ですから……。
今や皆さんの頭の中は『シリアスの連載もして』という
願いでいっぱいでしょう。がんばってくださいね。
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