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投稿者:
えんかいくん零式  @ pppbba3.pppp.ap.so-net.or.jp on 97/10/02 00:31:20
ここは帝撃学園の中庭である。 
 
 
すみれ「お手!」 
 
大神 「ワンワン」 
 
すみれ「おかわり!」 
 
大神 「ワオーン」 
 
すみれ「伏せ」 
 
大神 「くんくん」 
 
すみれ「チケット」 
 
 
ぺりぺりぺり 
 
 
すみれ「素晴らしいですわ。歌って、踊って、切符も切れる。モギリ犬、大神一朗号がいれば、この神崎すみれが帝撃学園のトッッッップブリーダーに決定ですわ」 
 
さくら「やっぱり、そんなことを考えてたのね!」 
 
すみれ「げっ!さ、さくらさん」 
 
さくら「紅蘭に妙な薬を作らせたって聞いて駈けつけてみれば、やっぱり、こんなことを・・・・早く大神さんを元に戻しなさい!」 
 
すみれ「学祭の『自慢のペットコンテスト』が終わったら、元にお戻ししてもよろしくてよ」 
 
さくら「冗談じゃないわ!さ、大神さん。この薬を飲んで下さい。そんな醜い犬の姿は、もう見たくありません」 
 
すみれ「ま。わたくしのカワイイ大神一朗号を醜いだなんて!許せませんわ!!」 
 
ギューーーーー 
 
大神 「キャイーーーーン」 
 
さくら「ああ。そんなに足を引っ張って!」 
 
ギュギューーーーー 
 
大神 「キャンキャンキャン」 
 
すみれ「あなたこそ、そんなに耳を引っ張るなんて!!」 
 
さくら「ええぃ。こうなったら無理矢理に薬を・・・」 
 
 
ゴキュ ゴキュ ゴキュ 
 
 
すみれ「あああぁ。わたくしの大神一朗号が・・・・・・・」 
 
さくら「さあ。もう大丈夫です。行きましょう大神さん」 
 
 
大神 「ニャーゴ」 
 
 
  
 
 
  
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