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投稿者:
編隊飛行  @ bear.vit.or.jp on 97/9/30 01:26:02
In Reply to: 東京・銀座・帝撃学園:マリア編  
 posted by えんかいくん零式  @ pppbbab.pppp.ap.so-net.or.jp on 97/9/28 20:34:43
 帝劇の売店。もぎりの仕事も一段落し、大神は売店の椿ちゃんに声をかけた。 
 
椿  「いらっしゃいませ!大神さん」 
 
大神 「椿君、きみって、うる星やつらの<しのぶ>に似てるって言われない?」 
 
椿  「いやですよ。大神さん。私は机でお手玉とかできませんから(苦笑)」 
 
 といいながら、ポスターやブロマイドが沢山詰まった段ボールを、恥ずかしさそうに 
 人差し指の上で軽く廻す椿であった。 
 
大神 「椿君、、、、それ、、、指の上で。。。(^^;」 
 
椿  「えっ?これですか?紅蘭さんに廻し方を教わったんですよ。さすがに棒の上で 
    はまだ廻せないんですけど・・・」 
 
大神 (いや、あの段ボールは推定10kg。それを指一本で・・・。さすが帝劇の 
    秘密兵器。やることがすごい。やっぱり<し・の・ぶ>(^^;) 
 
  顔を真っ赤にしながら、話題を変えようとする椿であった。 
 
椿  「ところで大神さん。大神さんこそ、<諸星あたる>にそっくりだといわれてます 
    よね?女好きと優柔不断さが(笑)」 
 
大神 (うっ!痛いところを) 
   「いや、さすがに、彼みたいに女好きではないけどね(^^;」 
 
椿  (あれで女嫌いだっていったら、世の男性全員を敵に回すわよね) 
   「じゃ、もし大神さんが<諸星>なら、さくらさんが<ラム>ですか?」 
 
大神 「いや、ラムはどう見ても  雷様  だから違うだろう。 
    彼女は、雷様が大っ嫌いらしいから」 
 
  実は、さくらと二人だけの秘密であるはずの事柄をぺらぺらとしゃべってしまう 
  大神であった。 
  まさか、由里が柱の陰でこっそりと立ち聞きしているとは夢にも思っていないだろう。 
 
椿  「でも、ヤキモチ焼きはそっくりですよね?」 
 
大神 (今日の椿ちゃんはえらく突っかかるなぁ。あの日かな?) 
   「確かにそうかもしれないけど、名前もそっくりな登場人物がいるだろう?」 
 
椿  「えっ?あっ!そういえば、さくらさんという巫女さんやってる先生が!!」 
 
大神 「いや、違うんだ。椿君。あの神出鬼没といい、ジト目といい、ぴったりなのがもう一人いるんだ・・・。 
    それは・・・・・ 
 
   「  錯乱坊(チェリー〜〜!!)  」 
 
さくら「なんですって!!大神さん!!」 
 
大神 「やっぱり出た〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」 
 
 いきなり逃げ出す大神!! 
 
さくら「待つっチャ!!ダーリ〜〜ン!!」 
 
椿  「はぁ。雷は嫌いでも、やっぱり性格は雷娘なのね・・・」 
 
 
 
  
 
 
  
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