Re: さらにヒドい続き(爆)。



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投稿者: うぉーろっ君 @ tkt027.osk.threewebnet.or.jp on 97/7/29 00:45:42

In Reply to: Re: 続き・・・・・・(になってない(爆))

posted by あひひ @ ppp_160.sunbit.or.jp on 97/7/26 13:00:48

―――帝撃地下、医務室にて―――

さくら「紅蘭! 大神さんの容態はどう?」

紅蘭「あれからすぐに医務室に運んでんけど……まだ意識を取り戻せへんわ」

さくら「そう……。それにしても、何が原因で意識を失ったのかしら……」

紅蘭「あんたや、原因は

さくら「そうでした、てへ☆」

紅蘭「てへ☆ やないやろ……。ま、とにかく中に入ってぇな」

さくら「え、ええ」

(さくらと紅蘭、医務室の中へ)

椿「あ、紅蘭さん…………さくらさん。大神さんは医療ポッドの中です」

さくら「椿ちゃん……ずっと、大神さんのそばに?」

椿「…………(ぼそっ)どうしよう」

さくら「……え?」

椿「あたしのためにこんな事になって……。大神さんに何かあったら、
  あたし、どうしよう」

さくら「椿ちゃん……」

椿「どうして、あんな所で必殺技なんて撃ったりしたんですか!?
  (さくらを睨み)あたし、大神さんに何かあったら、さくらさんの事、
  絶対許さない!」

さくら「しゅごげってんしゃおりん……

紅蘭「何かも何も、もう死んでんねんけどなぁ……」

椿「え? 紅蘭さん今なんて言いました!?『死んでる』って聞こえたような」

紅蘭「あ……あははっ、気のせいや!(汗だく)」

さくら「そういえば大神さんが入ってるポッド、あたしが入ってたときと
    中の液が違うような気がするんだけど……」

椿「なんか、変な刺激臭がしますね」

紅蘭「そ、そりゃあ、さくらはんの時とは症状がちゃうし。ほれ見てみぃ。
   大神はん、体中傷だらけやろ? せやから殺菌消毒の液を
   入れてるんや。メチルアルコールを酸化して得られる液体の約40%
   水溶液にどっぷりとな!」

さくら&椿「ホルマリン漬けやないか!

紅蘭「あ、しもた!」

椿「やっぱり……死んだんですね大神さん……(嗚咽)」

さくら「そんな……そんなぁぁ!!(慟哭)」

紅蘭「ま、まぁ落ち着いてぇな。まだ助かる道はあるで!」

さくら&椿「ほんと(ですか)!?」

紅蘭「ああ。……改造するんや!」

さくら「でも紅蘭、昔、人間については何もいじらんのが一番ええって……」

紅蘭「(平然と)死んでるから、ええねん」

さくら&椿「おいおい」

紅蘭「(意に介せず)ところで質問やけどな。我らが帝撃において、
   大神はんの重要な役目ってなんや?」

さくら&椿「モギリ

紅蘭「なんでやねん!
   花組の隊長はんやろが!」

さくら「あ、そういえば」

紅蘭「……まぁええわ。せやからな……」

椿「『モギリマシーン大神』ですか? ハーイ、ドンドンモギルヨー」

紅蘭「……頼むから話聞いてぇな。花組言うたら霊子甲冑や!」

さくら「ま、まさか、大神さんを神武に!?」

紅蘭「せや! 名付けて『大神武』! 大神はんと一心同体になれるんやで!
   凄いやろ!」

さくら&椿「(赤面)……いいかも」

紅蘭「さらに! お互いに抜け駆け出来ひんように、二人が一緒やないと
   呼ばれへんことにするで!
   ♪さくらとぉー椿ぃー心ぉー合わせぇーー呼べばぁーーーー
    来たぞぉー、来たぞぉー、だーいーいーじんんぶーー」

大神「やめろぉっ、やめるんだ、紅蘭!」

紅蘭「あ、生き返りよった……ちっ

さくら「無事だったんですね大神さん! よかっ……!?(絶句、赤面)」

椿「よかった……何事もなく……!?(やはり絶句、赤面)」

大神「ん? どうしたんだい二人とも(二人に近づく)」

さくら&椿「!!(後ずさる)」

大神「なんで逃げるんだい?(さらに近づく)」

紅蘭「大神はん……あんた、今、素っ裸やで」

大神「……いいっ!?」

さくら「(パニック)服くらい着て下さい! 桜花放神! 百花繚乱!
    桜花放神! 百花繚乱! 桜花……(延々と繰り返す)」

椿「(我に返り、カメラを取り出す)これはマニアに高く売れるわ!
  パシャッ! パシャッ!」

大神「やめてぇぇぇぇ!!
   撃たないでぇぇ
   撮らないでぇぇ……(T-T)


ナレーション「復活早々、身も心もボロボロにされてしまった大神。
       彼は立ち直ることが出来るのだろうか!?
       がんばれ大神一郎! 負けるな大神一郎!
       正義と友情を信じて戦うのだ!!
       君に、明日はない!!!」

紅蘭「あーあ、死のうが生きようが不憫なお人やなぁ」

大神「……だれか僕に優しくしてよ……」