起動してすぐ Hシーンが始まったのには驚きました。まるで FF2のようです（笑）

たいがいの恋愛ものエロゲは H＝ハッピーエンドなんですが、このゲームの場合は
Hから始まる関係がメインです。「あゆみちゃん物語」みたいなコンセプトですね。
Hのパターンは豊富で、原画はちょっと癖がありますが、かなりいいと思います。
特に感じている時の千歳の表情は必見（笑）
声の演技とあいまって、モニターの前でのたうちまわること必至です。

「ナチュラル」と「あゆみちゃん」の大きな違いは、二人の関係がセックスフレンド以外の
ものになるかどうかです。「ナチュラル」はマルチエンディングで、普通に付き合いつづけたり、
駆け落ちしたり、別れたり、御主人様と奴隷になったりと様々です。
しかし、エンディング直前で展開が急転しすぎるのが惜しいところ。やや言葉足らずな印象を受けます。

また、全編音声化のあおりか、テキスト量が不足気味です。ストーリーの分岐ポイントもわかりにくく、
繰り返しプレイの意欲が削がれます。

あと、どーでもいいようなサブキャラ達がいますが、はっきり言ってどーでもいいです。
何のために出てきたんでしょうね？
その割に超重要なキャラの扱いがぞんざいです。ストーリーに広がりと深みを
持たせるきっかけをなくしているようで悔やまれます。

全体的にはよくできてると思いますが、F&Cらしいツメの甘さは健在です（爆）
萌え萌えでエロエロなゲーム（核爆）だと割り切ればけっこう楽しめますが、
それなら妙なモチーフを盛り込むなよ、と。
やっぱり F&Cはライトタッチが本領なんだなと再認識しました。

＃ ファミレスシリーズはこれがいいほうにのみ作用してますからねぇ。

まぁ、人に借りてプレイし、全てのエンディングを見たわけではない自分の感想なので
参考程度にしておいてください。

• Re: 感想（長文、ややネタばれ？） - レス 98/2/26 17:05:55