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投稿者:
M&M @ exchange.cqpub.co.jp on 98/2/18 22:12:10
In Reply to: Re: うおっ!、読んでるし(爆)
posted by 蜂蜜檸檬 @ h018.p072.iij4u.or.jp on 98/2/18 09:40:28
>>というわけではないですから…(いまのAGPを見ると、AGPはPCI-PCIブリッジを
>>介してバス番号1で管理されてるみたいですね)
>PCItoAGPブリッジじゃなくて?
ちょっと言葉が足りなかったですね。AGPはベースアドレスレジスタの設定方法などに
PCIと同様のコンフィギュレーションシステムを流用しています。なので、そのマシン
のPCIバスにどんなデバイスが実装されているか、どんな設定になっているかを読み出し
たり設定したりするツールを使うと、AGPのデバイスまで見れちゃいます(^^;
ソフト的にはPCIもAGPも変わらないなら、なんでAGPを活かすためには専用の
ドライバが必要のか?という点ですが… 例えばPCIの場合は「xxxx番地のデータを
ちょうだい」とお願いするとそのアドレスのデータが届くまで他のデバイスはバス
を使えません。
ところがAGPは「xxxx番地とyyyy番地とzzzz番地のデータをください」というよう
に、連続してアドレスを指定して、次々とデータをもらう…という動作をさせる
ことができるようです。
いや、まぁPCIバスでもバースト転送なら「xxxx番地とxxxx+4(32bitだから)番地と
xxxx+8番地と…」というようにできますが、あくまでそれは連続したアドレスでしか
できないので…、AGPは連続したアドレスでなくても大丈夫のようです…
だから、PCIのように普通に使って使え無くないが、AGPの性能を活かすには
それ用のプログラムが必要…ということになるようです。
>PCIもAGPもバスクロックは同じでしたよね?(確か)AGPはクロックパルス
>の立ち下がりも使ってるとか。
えっと、現在一般的なPC/ATのマザーボードにあるPCIバスは、クロック周波数33MHz
でデータバス幅32ビット(4バイト)です。33*4=132Mバイト/秒となります(もっと
正確にいうと33.3??MHzだから、133Mバイト/秒になりますが…^^;)
で現在のAGPは、クロックが66MHzでバス幅が32ビットです。66*4=264Mバイト/秒。
さらに×2モード(クロックの立ち上がり/立ち下がり両エッジでデータ転送)だと、
さらに倍の528Mバイト/秒になります。
(正確?に33.3??MHzで計算するなら、AGP×1で266Mバイト/秒、×2だと533Mバイト/秒)
これだけ転送レートが違うとすると、PowerVRで生成したデータを、ホストチップが
PCIバス側で受け取って、何ワードかデータが溜まってからAGP側にドドドと出力する…
という仕組みになっていると思うのですが…
このあたりが、440LXとVP3の速さの違い…だとにらんでいます。
>話はずれますが、そういう意味でFICマザーの「PCI非同期」ってのは
>パフォーマンス悪そうですね。
FICのを見たことがないのでわかりませんが、その非同期モードって、CPUのベース
クロックとはまったく別の独立したところで33MHzを作ってるんでしょうか?
それとも、CPUベースクロックの2/5とかいう半端な分周比で動いているんで
しょうか(これだと“非同期”とは言わんか…)
どうなんでしょうね…私は“同期/非同期”の違いではあまりパフォーマンスの差は
ないと思います。
まぁでも、こういう設定できるマザボ買ってきて、ロジアナあてて本当のところを
調べてみたいな…
M&M
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