より多くの人に買ってもらいたいから、推奨環境はその時点での標準的なＰＣの
スペックを明記してくるのでしょうね。
「うちのＰＣは推奨環境をクリアーしてるから大丈夫だ」
そういった安心感を購入希望者に与える事は売り手の当然の手段でしょう。
しかしＶＦ２に関して言えば、推奨環境下ではデフォルト設定でさえ
お世辞にも「快適」とは言えません。
個人的な意見としては、推奨環境とはゲームのデフォルト設定で快適に動くモノ
必須環境とはプレイできるギリギリの速度と画質、そうじゃないですか？
ちなみにＶＦ２がデフォルトで快適に動作するのにはＰ２００以上は必要です。
しかし、パッケージにそう明記するとＰ２００以下の人達は
購入をためらう事でしょう。結果ソフトの売れ行きに響きます。
売れなければメーカーは困るので推奨環境をかなりあまく設定する訳です。

作り手も最新技術を駆使してより良いものを提供するつもりで製作しているはず
ですから、作り手を非難するのは間違いだと思います。
様々なＰＣで動作させるように作るのはとても大変な作業でしょう。
ただ、できる事ならＰＣの環境をインストール時にチェックして
デフォルト設定を変えるくらいの事はしてもいいんじゃないかとは思います。
ＭＭＸの有無や３Ｄカードの有無、メモリー容量やＣＰＵ速度・ＣＤＲＯＭ
サウンドカードや入力デバイスなど最も効率よくプレイできるように
設定を自動で作成するとかすれば、どんなマシンで起動しても
とりあえず快適な動作ができるのではないでしょうか？
もちろん欲張りでマニアックなユーザーはその設定を基準にいろいろいじれば
よいのですから。

ＰＣソフトに必要なのは高度な最新技術だけじゃなく
こういった柔軟な対応だと思います。

バグチェックとか大変かもしれませんが、この自動設定は是非ＳＥＧＡの
次期開発のソフトで採用してもらいたいと願います。