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Kriegsmarine @ kwg028.tky.3web.ne.jp on 98/2/25 00:54:52
In Reply to: イラクは爆撃された方が良かったかも
posted by 軍需相シュペーア @ ins45.fukuoka-ap3.dti.ne.jp on 98/2/25 00:04:47
> 結局サダムが残ってしまいましたからね。今回はサダムを倒す良いチャンスだったのかも知れません。
ある国が、他の国の元首・要人を武力等によって抹殺するのは、考えものだと思います。歯止めが効かなくなる恐れがありますから。もっとも、今回の件では国際社会に対する影響を考えると、難しいところですが。
> イラク人も爆撃で多少は死ぬかも知れませんがサダムは何万人も自国民を殺していますから長期的に見れば死ぬ人が少なくてすむのではないでしょうか。
単純な数での比較はできないと思います。
> 私はかえって日本政府の弱腰が気になりました。
> 同盟国であり、しかも石油を中東に依存する日本はイギリス以上に強い支持を打ち出すべきだと思います。
> それが「オリンピック中は爆撃止めて」とか気の抜けたようなことばかり言っています。
これは外交の手法として有効だったと思います。ただ単に期限を切るのではなく、オリンピックというイベントの陰でイラクに考える余裕を与え、これはそのままイラクへのプレッシャーとなります。今回はイラクにとって時間は敵だったでしょう。
湾岸戦争時は迎撃の準備等で時間は味方でしたが、今回はい(オリンピック期間が過ぎれば)つくるかわからないという、プレッシャーがかかるからです。
> いいかげん武力行使=悪という考え方は卒業した方がいいのでは?
> 査察受け入れもアメリカが本気で攻撃の意志を示したから。彼らは未だに化学兵器とか作っててクルド人に使ったりしているのですから。
切り札は、使わないでこそ切り札。伝家の宝刀は、抜かないでこそ。
> 平和を勝ち取るためには犠牲を伴うこともあるのです。
それには賛成です。
> 私は日本は即刻憲法を改正してこういう時には一緒に戦うべきだと思います。
> まあ、今回は一件落着してしまいそうな雰囲気ですが。
今回の場合は、先の湾岸戦争と状況が違います。砲艦外交が必要だったにせよ、武力行使そのものが行うべきかどうかは、別問題でしょう。
たとえ憲法が改正されていたとしても、今回参戦するべきだったとは思いません。
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